みなさん、こんにちは。今回は大アルカナで占うツーカード・オラクルについて紹介していこうと思います。
前回のワンカード・オラクルとは大アルカナを2枚引き出して占うものになります。
前回の記事⇓
【タロットカード】カードで実際に占ってみる2【大アルカナ編】
ツーカード・オラクル
大アルカナの2枚のカードから行うツーカード・オラクルは、二者択一を迫られ迷っているときに最適な占い方法になります。
自分ではどうしても答えを出せないとき、現れたカードから判断のヒントを貰えるはずです。
占い方
ツーカード・オラクルをするときに必要なものは「大アルカナ全22枚」「金と銀の鈴を一つずつ」になります。
①具体的に知りたい内容について考えながら、大アルカナ22枚のカードを良くシャッフルします。
例:「合コンに誘われたけど参加するか、断るか」「買い物でAかBか迷っているけど、どっちがよさそう?」など
②カードに訪ねたい内容をしっかりとイメージしながら、シャッフルしたタロットカードを重ねて場の中央に縦向きに置きます。
③タロットの左斜め上に金の鈴、右斜め上に銀の鈴を置きます。
④左側の金の鈴の上に左手、右側の鈴の上に右手を重ねて「左はイェス(A)、右はノー(B)」など太夫が示す答えを自分なりに決定し、声に出して唱えます。
⑤中央に重ねた22枚のカードを手に取り、自分がもういいと感じるまでカードを切りましょう。
⑥気持ちを落ち着けて、22枚のカードを中からピンと来たものを1枚取り出し、左の金の鈴の下に置きます。次に、もう1枚取り出し右の銀の鈴の下に置きます。
⑦左右に置いたカードを横にめくり、絵柄をみて結果をリーディングしましょう。
※カードをめくるときは正位置と逆位置が変わってしまわないように必ず横にめくるようにしましょう。
二択のときのリーディングの仕方
左右の絵柄を見比べて、正位置逆位置にも注意しながらリーディングをしてみましょう。
どちらのカードによりポジティブな意味合いがるのかを検証します。ポジティブな意味合いが強いほうのカードがあなたが選択すべき答えを示しています。
「その選択でOK」かアドバイスをもらう方法
選択すべき答えを見出だせたら、さらにもう1枚、カードの山から前と同様にピンと着たものを取り出します。
そして、答えとなった左右どちらかのカード横に置きましょう。(左側のカードなら左横に、右側のカードならその右に)
このカードは象徴カードと言ってはじめに現れた決定権を持つカードの意味を補強したり新たなアドバイスをくれるカードになります。
答えとなったカードの横に置いたら、ゆっくり深呼吸をしてカードを開いてみましょう。あなたの選択すべき答えに何らかの示唆を与えてくれるはずです。
もしそこに現れたカードにとてもネガティブな意味合いが読み取れたら、その選択に不安を感じるかもしれません。
その場合は「それが選択すべき答えではあるが、十分に慎重な言動を心がけねばならない」ということが暗示されているので、安易にことをすすめるのは控えましょう。
このように選択すべき答えと、その答えに対するアドバイスを見ることによってカードがあなたに伝えようとしているメッセージをより的確に掴むことができるのです。
同レベルのカードで判断ができなとき
左右に現れたカードが同じぐらいにポジティブあるいはネガティブだったとき、どちらを選択すべきか判断に迷うときがあると思います。
そんなときは、もう一度カードを切るところから手順を繰り返し、さらに左右もう1枚ずつカードを置きましょう。(左のカードにはその左隣に、右のカードには右隣に)
新たなカードを開いて、同様にどちらがよりポジティブなカードが現れたかを検証します。そのときは新しい2枚のカードだけを見比べるのではなく、先に現れていたカードとのバランスや関係性も考慮することが大切です。
例えば1枚ずつでは弱いと思われた意味も、2枚になることで意味合いが増強されたかのように感じたら「こちらを選択せよ」という暗示になります。
また逆に2枚の意味合いが正反対で、双方が打ち消し合っているように思えたなら「これは選択すべき答えではない」という暗示だと判断します。
このときも選択すべき答えが見つからなかったら、先程と同様に「象徴カード」を選び出しましょう。
それでも判断できないとき
新たに現れたカードを見てもやはり同じような印象で迷う、判断できないとう場合はその時が判断に適さないタイミングなのかもしれません。日を改めてもう一度見てみるのが賢明でしょう。
満足行く結果が得られないからといって何度も繰り返し行うのは禁物です。タロットカードが混乱して、的確な答えを導き出すことができなります。
クールダウンの意味合いも込めて、日を改めてから行うようにしてください。
どうしても期日が迫っているという場合でも、できるだけ時間を置くことです。焦りは誤った判断の原因になるので気をつけましょう。