タロットカード

【タロットカード】小アルカナについて詳しくなろう9

タロットカード、小アルカナ

 みなさん、こんにちは。今回も前回に引き続き小アルカナについて紹介していこうと思います。

 小アルカナの中にもいくつかの種類があり、前回はペンタクルの紹介が終わりました。前回も少し紹介しましたが、今回からはソードについて紹介していこうと思います。

前回の記事⇓

【タロットカード】小アルカナについて詳しくなろう8

小アルカナ:ソードの3

タロットカード、小アルカナ

 ソードの3には「どんなに願っても、どうしても避けて通れない悲しい出来事がある」ということを示しています。

【正位置】

●正位置には「不和」「不調和」「喪失」「失望」「張り裂けそうな思い」「別れ」「涙」という意味があります。

 日々の営みの中にはどうしても避けて通れない別れや悲しみ、苦しみがあるものです。そうした悲しい出来事を表しているのがソードの3になります。

 誰が悪いわけでもなく、もちろんあなたのせいでもありません。人には悲しみ、苦しみが降り掛かってくるものですが、そのときもがけばもがくほど傷が深くなることもあります。

 避けられない定めにじっと耐えて、時間とともに苦しみや悲しみが和らぎ、傷がいえるのを待つことも大切なのです。

【逆位置】

●逆位置には「混沌」「混乱」「無秩序」「逆恨み」「なかなか回復できない事態」という意味があります。

 ソードの3の逆位置は、正位置の意味合いを更に深めるような事柄を暗示されます。降り掛かった痛みや悲しみが癒えるまでに長い時間を必要とするでしょう。

 自分ではどうしたらいいかわからず、心の迷路に振り込んでしまうかもしれません。すべてを誰かの正にしたり、逆恨みするようなこともあるでしょう。

 でもそれでは悲しい過去を引きずるばかりです。混乱の中から自ら安寧の境地を生み出し、再生していく強さを身に着けたいものです。

ポイント

避けて通る通る事のできない悲しみを表すカードですが、だからといって必要以上に落ち込んだり悩むのは禁物です。

試練はそれを乗り越えられる人だけに与えられるもの。乗り越えた先に希望が見えるでしょう。

小アルカナ:ソードの4

 ソードの4には「回復や復活のために、一時的な休養の時間が必要となる」ということを示しています。

【正位置】

●正位置には「一時避難」「休養」「一時休戦」「退避」「充電」「回復」という意味があります。

 どんなに力強くエネルギッシュでも、絶え間なく動き続けることはできません。このソードの4は一時的な休養、一時休戦、問題解決のための小休止を表します。

 一度立ち止まり、休みを入れることによってさらなる活力や推進力を蓄えることができるのです。

 休養することで今までの行動を振り返ったり次のタイミングをはかるゆとりも出てくるはずです。ジャンプの前には体をかがめるように、成功のためには充電期間が大切なことを忘れずにいましょう。

【逆位置】

●逆位置には「休養のタイミングを逃す」「衰弱状態」「予想外の休止」という意味があります。

 休養も一時停止もタイミングが大切ですが、このカードが現れると、そのタイミングが上手くいかないことを表します。場合によっては有意義な充電期間ではなく、無駄で浪費のようなズル休みや不本意な中断にもなりかねません。

 どのタイミングでどのような形の休養、停止を取るか、よく考える必要があります。

 また、自分は休みたくないのに無理やり休まされてしまうような可能性もあるので、周囲の動向にはくれぐれも注意したいところです。

ポイント

正位置では休養を、逆位置では衰弱を表しますが、またそこからの回復も告げるカードです。

基本的には強い生命力があるので、不安な気持ちははねのけまずは自分自身の心身を大切にしましょう。

小アルカナ:ソードの5

 ソードの5には「争いにより相手をやり込め、優位に立つことばかりを考えている」という意味があります。

【正位置】

●正位置には「嫌悪感」「暴力」「争い」「敗北」「左遷・リストラ」「汚名」「不名誉」という意味があります。

 仕事や恋愛、学問など、人は何かと競い合い自分が優位に立とうとします。それは人間の本能であり、向上心、ひいては進化の源となっているかもしれません。

 ソードの5はそんな人間の争いを表しています。しかもただ相手を打ち負かすだけではなく、プライドをズタズタにするようなすさまじさをはらんでいるようです。

 その是非はともかく、そこまでするからには逆に攻撃される場合を想定し、覚悟を持って防御法も考えておかなければならないでしょう。

【逆位置】

●逆位置には「失敗を繰り返す」「長引く闘争」「卑怯な手段」「関係修復の必要性」という意味があります。

 ソードの5の逆位置には正位置のカードの意味合いがますます強まり、荒んだ風景がイメージされます。

 破綻や転落、負傷の程度も深くなりますから状況が深刻化していくのを食い止めるのは難しそうです。また、関係修復や名誉回復など復活への道のりも遠くなってしまうでしょう。

 心身ともに手負いの状態になる可能性が示されていますから、いかにダメージを少なくするか、可能ならば争いを回復する道を模索するのが賢明といえます。

ポイント

願いを叶えたい人、人より優位に立ちたいと考えるのも人情でしょう。けれど、そこばかり気を取られると大切なことを見落としかねません。

このカードが現れたら、もう一度自分の大切なものを見つめ直しましょう。

小アルカナ:ソードの6

 ソードの6には「想定外の展開でも、成り行きを見守り流れに身を任せるのが無難」ということを示しています。

【正位置】

●正位置には「予想外の移動・転居・転職」「過渡期」「移行期」「困難からの脱出」という意味があります。

 予想外の展開によって、着地点が思ったところからずいぶん離れてしまうことを表します。でも人生は思うようにいかないことばかりです。

 それを必要以上に悲観することはないでしょう。なぜなら、このソードの6は自分の実力で解決できることを示しています。

 一見、大変そうに見えることでも、あなたの力を持ってすれば必ず乗り越えられるはずです。ある程度の妥協や柔軟性も必要になってくるでしょうが、それも納得できる範囲です。

【逆位置】

●逆位置には「方向転換の必要性」「撤退を余儀なくされる事態」「計画の変更」という意味があります。

 状況を変えなければならない事態になっているのに、身の振り方がわからない心境を表します。関係改善の必要が合っても、どうすればいいかわからず膠着状態から抜け出せないといった感じです。

 ここでは行き先を変えるより、その生き方を変えることでうまくいくことでしょう。変なこだわりは捨てて、いかに合理的に判断、行動できるかを考えたいところです。

 また、不注意による失敗を避けるためにも頭脳プレーを心がけることが大切です。

ポイント

このカードの近くに現れたカードが事の成り行きや方向性を示してくれる人物を表している場合があります。

直感的に気になるカードについてじっくりと検証し、周りのカードと組み合わせて意味合いを考えましょう。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?ソードのカードにも様々な意味が含まれています。

 しっかりとそれらを読み取って、開運を目指しましょう。きっとカードが素敵な未来に導いてくれるはずです。

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