タロットカード

【タロットカード】大アルカナについて詳しくなろう6

タロットカード、大アルカナ

みなさん、こんにちは。今回も大アルカナについて紹介していこうと思います。

大アルカナについて詳しくなり、タロットからのメッセージを読み取れるようになりましょう。

インスピレーションを働かせることできっとあなたもタロットカードを上手に使えるようになるはずです。

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【タロットカード】大アルカナについて詳しくなろう5

大アルカナ:15. 悪魔

悪魔、大アルカナ

悪魔には「誘惑」「影」「暴力」「欲望」「恐怖」「ネガティブ」「強すぎる欲望」「欺瞞」「刺激的なこと」「欲張り」「悪事」という意味があります。

自己の内なる獣性や欲望の象徴を表しています。死神のカードと並んで恐怖や不運をイメージさせるのがこの悪魔のカードになります。しかし、このカードが意味するところは外からも怖いものや悪なるものが襲ってきて人を恐怖や不運に陥れるという意味ではありません。

その人の中に潜む獣性や悪い心、暴力や欲望が象徴が悪魔なのです。誰しもがそうした心を持ちながら、理性によってその誘惑を断ち切っています。自分の心に歯止めが効かなくなったとき、悪魔的言動によって走ってしまう「魔が差した」状態になるのです。

つまり自分の中の悪魔を御するかが鍵になります。このカードが現れたら、より真剣に自分の心と向き合う必要があるでしょう。

【正位置】

現実から逃避して、ダラダラと過ごしてしまう

誘惑に負けて、悪いほう、困った方に進む

自分の嫌なところ、否定したいところと向き合う大切さ

誘惑に負けず、自分自身に打ち勝つことが大切です。あれこれと理由をつけて大変なことや難しいことから逃げていませんか。誘惑に負けて刺激や欲望を抑えることができなくなりそうです。

悪い友人にも気をつけなくてはいけません。今自分がやるべきことを考え、しっかり取り組むことが大切です。

正面から自分と向き合い、嫌な面から目をそむけないようにしましょう。自分に打ち克つ意志が求められています。

【逆位置】

悪い誘惑や腐れ縁を断ち切ることができるとき

反省と最善の行動により、トラブルに収束に向かう

暴言や暴力的行動への警告

強い意志の力こそが必要なときです。これではいけないと薄々感じている状況や人間関係から、抜け出す糸口が見つかりそうです。

自分が強く思い行動することが大切です。トラブル解決は自分自身の中にあります。人を頼る前にまずは自分で行動を起こしましょう。綺麗事は言わず、がむしゃらに頑張ることで道はひらかれます。

ただし、行き詰まっても暴言や暴力に走らず品性や品格を重視した行動を心がけるようにしましょう。

ポイント

悪い誘惑やずるい考えに負けないように、という忠告の意味合いのあるカードです。

楽な方に流されるのではなく、正面から向き合う姿勢やひたむきさが大切で必要なときになってきます。

大アルカナ:16. 塔

塔、大アルカナ

塔には「危険」「損失」「事故」「不意の災害」「障害」「墜落」「破滅」「思い上がり」「破産」「衝撃」という意味があります。

 思い上がりを戒め、危険や事故への警告を表しています。タロットに現れる塔は、単に高くそびえる建物としての塔ではありません。ほとんどのタロットカードでは稲妻により打ち砕かれ破壊された絵が描かれています。

さながら「旧約聖書」に登場するバベルの塔を連想させ、おごり高ぶった人間が造った塔が神の怒りの雷鳴によって破壊される場面を見るようです。

じっさにカードの持つイメージも不吉なものが多く、このカードには思い上がりを戒め、危険や事故などの不運を警戒せよという意味合いがあります。

野心や間違った自信を礎に立てられた塔は一度壊され、正しい意志のもとに再び建て直さなければなりません。

【正位置】

避けることのできない不運に巻き込まれる可能性

突発的な事故やアクシデントへの警告

対人関係の悪化による立ち直れないほどのダメージ

状況を見直し、場合によっては精算の必要性もあります。生活スタイルや考え方、将来の目標は今のままで大丈夫ですか。身の丈にあった言動ができているか見直してみる必要があるでしょう。

場合によっては、物事を精算せざるを得ない状況になるかもしれません。イチからやり直すつもりで取り掛かるべきです。

対人関係には十分に注意をしましょう。相手が合ってこそですから、どんな展開もあり得るのだという覚悟が大切です。

【逆位置】

前々からの問題が噴出し、ややこしい事態になりがち

落ち着かず、配慮に欠ける態度がトラブルを引き起こす

●現状は困難だが、解決のチャンスは残されている

問題は先送りせず、粘り強く取り組むベきです。先送りにするのも限界が来ていて、今が早く解決できる最適の時期になるので、早々と着手するのが賢明です。

ただ、舞い上がって落ち着きのない行動を取りやすく、周囲への配慮も不十分なようなので冷静に的確な判断のしなければいけません。

また、トラブルや困難な状況に諦めは禁物です。確かに難しくても、賢明に取り組むことで逆転できる可能性はまだあるでしょう。

ポイント

十分な警戒が必要です。悩みに対して楽観できないことを示しています。

ただし、心を入れ替えて新たなきもちでのぞもうする覚悟があれば課題は乗り切れるかもしれません。

大アルカナ:17. 星

星、大アルカナ

星には「希望」「名声」「直感」「夢」「魅力」「チャンス」「無限」「魅力」「チャンス」「無限」「輝き」「健康」「才能」「奇跡」「浄化」という意味があります。

人生の道標とでもいうべきアルカナで、古来から旅人は夜になると星の位置から進むべき方向を見定めて旅を続けてきました。闇夜に瞬く天空の星々が道標になったように、タロットの星のカードも文字通り希望の星で人生に迷いそうになったときに一筋の光で行く先を照らしてくれます。

このカードが現れたら、たとえ困難な状態でも好転の糸口が見つかる前触れと考えてもいいでしょう。おおむね順調にいくと考えて自信を持って行動することです。

ただし、楽観的すぎるのはいけません。うまくいくはずだから手を抜いてもよいということではないので注意をしましょう。

【正位置】

将来に明るい見通しがつく

直感が働き、不運を遠ざけ、幸運を引き寄せられる

何気ないところにセンスが光り、周囲に認められる

インスピレーションが幸運に導いてくれるでしょう。今まで以上に物事が順調に進んでいくでしょう。停滞していたところは動き出し、うまくいってるところはますます隆盛を極める時期に来ています。

インスピレーションによって自分の進むべき道が自ずと見えてきます。第一印象やその場での感覚を大切に判断するといいでしょう。

ちょっとした工夫やアイデアも自分を助ける鍵になります。センスを磨く心がけも幸運へと導きます。

【逆位置】

理想が高すぎて現実的な行動が伴わない

身の回りにも頭の中も整理がつかず、雑然としている

強情に言い張って、周囲から相手にされなくなる

欲張らず、整理することが先決です。今のままで十分うまくやっていけそうです。もっともっとと欲張ることでせっかくの大切なものを手放すことにならないように気をつけましょう。

整然とした環境、考え方こそが自分の能力を十二分に発揮する基本になります。

条件はけして悪くはありません。強情に自己主張するより、有利な展開になるように頭を働かせましょう。

ポイント

希望を表すこのカードは悩みや質問に対して嬉しいアドバイスをくれるでしょう。

とくに未来の展開を表す位置に現れたら、努力が報われ思いが叶えられそうです。ただし、逆位置の場合は謙虚さや節度も大切にしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は少し不穏なカードの紹介をしましたが、これらのカードができたときには十分に自分の言動や周りに気をつけて日常を過ごしていきましょう。

次回は大アルカナの最後の紹介になるのでぜひ時間があるときに見に来てくださいね!

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