占い依存症という病気をご存知ですか?私は占いは適切に活用すれば便利なものだと考えています。でも占いに依存してしまって弊害が出てくると困りますよね。
そこで占い依存症とはどういう状態なのか、なる理由と克服方法についてまとめました。
占い依存症とは?
占い依存症は、どこまでが大丈夫でどこからが依存だと線引きすればよいのでしょうか。ここでは占い依存症の状態をまとめました。
電話占いにはまって借金地獄
占い依存症の一番の弊害が、お金がどんどんなくなることです。
夜ちょっとでも時間が空くとすぐ電話占いのサイトに行き、お気に入りの占い師が待機しているかどうか確認します。その人が対応可能ならすぐに電話してしまいます。
どれぐらいお金を使うと占い依存症と判断されるのか?
その人が稼いでいる月収にも左右されますが、月数万円だと使いすぎでしょうね。
電話占いにハマっていたと認識している方は、だいたい数十万円使ってしまった。と言う方が多いです。数百万円使って、電話占いから足を洗った後も借金を返済し続けている方もいます。
また頻度も重要ポイントです。月に2、3回以上になるとやりすぎですね。ひどい方になると何日間も連続して占ってもらったり、3日に一回という方もいます。
また、相談内容も占い依存症かどうかの判断基準ポイントです。
占い結果に満足できず、同じ内容を占ってもらうのは、依存症の一歩手前です。
電話占いにハマって自分で決断できない
小さなことでも何か決断する時はすべて、電話占いに頼る、これも占い依存症の一種です。
自分ではAという会社に就職するのが1番いいかなと思っている、でも占い師がBが良いというのでBに転職した、というようなケースです。
自分の感情 < 占い師の言うこと になっていますね。
電話占いにハマって家族友人に引かれる
あなたがしょっちゅう電話占いしていることを家族や友人に話して、そんなにしてるの?と引かれるようなら占い依存症かもしれません。
周囲に言えるならまだ良いです。多くの方は、自分が頻繁に占い師に頼ってると話すことさえできないでしょう。
占い依存症になってしまった体験談
ここでは、自分で占い依存症になってしまったと感じている方の体験談をまとめました。
占いに行って自分の未来がわからないと正しい未来に進んでいるか不安で、考え込んでしまい夜もねられなくなります。
一昨年、人間関係や、仕事で精神不安になり何かあるごとに占いに行ってました。
そのときはその占い師の言葉で励まされたりしていたので精神を保て、悩みを解決できたので行ってました。
私、電話占いにはまり借金が120万も出来てしまいました。
占い依存症の方、こうならないように早く足を洗ってください。
私も占いにハマって何百万!?のローンあるけど、これも良い経験だと
思って地道にやってるよ。
高い勉強代だけど。
前の彼と別れてからおかしくなった
占い依存症になる理由
ここでは占い依存症になってしまう理由をまとめました。まだなっていないとしても、以下に当てはまる点があれば要注意です。
自分に自信がない
あなたは自分に自信がありますか?ある分野においては自信があるかもしれません。別の分野においては全く自信がないかもしれません。
また、ある時期までは結構自信を持って生きてきたけど、ある出来事をきっかけに自信がなくなったのかもしれません。
いずれにしても自分に自信がない、自分を否定していると占い依存症になりやすいです。
周囲に相談相手がいない
何か迷ったり困った時に周囲に相談相手がいないと、どうしても占い師に頼りたくなります。
相談できないのは、自分の気持ちをオープンにして傷つくのが怖いからかもしれません。
自分の感情を押し殺している
あなたは普段から自分の感情を押し殺してませんか?もし「いや、押し殺していない、私はいつも自分の感情に敏感になっている」と自信を持っている方ほど要注意かもしれません。
私たちは生きていく中で自分の感情にフタをするのがとても上手になってます。
そういう教育をされてきたし、そのように育てられてきました。
小さい頃に外でわんわん泣きわめくと、泣いたら恥ずかしいと注意されましたよね。我慢したら偉いと褒められてきましたよね。
そうやって育ってきたから仕方がないのです。
でも感情を押し殺すことで、自分で自分が何をしたいのか、どうなりたいかが分からなくなっていることが問題なのです。
占い依存症の克服方法
占い依存症になっているかもしれない、またはこれからならないように気をつけたい場合、どうすれば良いのかまとめました。
占いの回数を制限する
占いの回数を制限するって、それができないから依存症なんでしょ?って感じですね。
実際に依存症になってしまっている方は、難しいでしょう。心療内科に行く方が良いです。
ただし、まだそこまで行ってない、自分でコントロール可能な場合は回数を制限してみましょう。 例えば月1回、などです。
占いって、占いじゃないんです。
はっ?って感じかもしれませんが、相談なんですよ。
自分の心の不安や闇の部分を安心して見せられる相手。だから完全になくす必要はないと思ってます。
だって、そうやって占い師に相談することでうまくガス抜きできているんですから。
自分で占いの勉強を始める
自分で占いの勉強を始めるのは、個人的にかなりおすすめです。勉強しだしてから、占い依存症を脱した方も結構います。
自分で勉強すると、もし当たらない、適当なことを言う占い師に当たった場合、
「は?何で適当なこと言ってるの?こんないい加減なら、自分で占う方がずっといいわ」と思うでしょう。
自分で見られるようになると、そもそも占いをしてもらう必要ないと感じるかもしれません。
心理学を学ぶ
占いには心理学のスキルはかなり使われています。 誰でも当てはまるようなことを言うとこで、当たってるー!と思わせることができます。
詳しくは以下の記事で書いていますので、あわせてご覧ください。
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自分の感情の扱い方を学ぶ
自分の感情の扱い方を学ぶと、自分のやりたいことや思いが、もっと素直にわかります。そうすると占いに依存する必要がなくなります。
自分の気持ちややりたいが分からないから、誰かにこうだよと言ってもらいたい、占いに依存したくなるのです。
趣味を見つける
占いに依存する、要するにヒマなんです。そんなことする暇がないくらいに何かに没頭すると、占いが必要なくなります。
占い依存症になる理由と克服方法まとめ
占い依存症になる理由と克服方法をまとめました。他の記事でも書いてますが、私は占いが好きだし、自分でも勉強してきました。 うまく使えば全然問題ないです。
ストレスが多い現代社会で、自分1人で何もかもやる必要はありません。困ってしまわない程度に活用して、ガス抜き出来れば良いのではないでしょうか。