みなさん、こんにちは。今回はリーディングのポイントについて紹介していこうと思います。
タロットカードからのメッセージを読み取るためにリーディング力をしっかりと身につけていきましょう。
前回の記事⬇
【タロットカード】ポジティブなカードとネガティブなカード
サンプルリーディング
タロットカードのリーディングには2つとして同じものはありません。
個人の質問も多種多様なら、それに対するメッセージは無限大です。そのため、予測も仮定も不可能という事になります。
自分に現れたカードが意味がある
サンプルリーディングとは、参考までにタロット占いの例を上げて説明することです。
ある質問に対して、紹介したスプレッド方法を用いてタロット占いを行った結果、あるカードが現れたと仮定し、そのカードからメッセージをどのように読み取っているのかを解説するのです。
設定する質問は、多くの人が悩んでいると仮定される恋愛や仕事についての内容が多くその質問に対してどの位置にカードが現れたかによってメッセージの読み取りを解説していきます。
その説明にほとんどの人が納得したり、関心したりするかもしれません。運良く質問の内容が似ていたとしても、サンプルリーディングで上げられた1つか2つのメッセージ例が実際の占いで現れたカードのものと一致することはほとんどありません。
タロット占いでもっとも重要なのは、カードが示しているメッセージを読み取って行動や生活に役に立てることです。
サンプルリーディングを参考にするわけではなく、実際に自分の前に現れたカードからインスピレーションを得て、リーディングをしていきましょう。
同じカードでも人や場面によって意味が変わる
タロット占いでは目の前に現れたカードがとても重要なため、サンプルリーディングという「たとえ話」はリーディング力上達の役には立ちません。
たとえ、同じ向きで現れたとしても、そのカードが伝えようとするメッセージは人によって異なるという点が最も大きな理由にもなります。
一日中忙しく働いている人と、休日で何も予定のない人に同じカードが現れたとしても、同じメッセージ性はありません。
その人の環境や立場などの状況はもちろん、心境などによっても示される意味合いが違ってくるのがタロットの占いの特徴です。
タロットカードの一枚一枚には暗示する意味があります。だたからと言ってその意味合いをマニュアル通りに誰にでも同じように当てはめることはできません。
現れたカードを一人ひとりが自分の事情や状況に重ね合わせ、自分のためのにオーダーメイドのリーディングをしていく必要があるのです。
リーディング力に磨きをかけるには、大アルカナと小アルカナの意味をしっかりと理解することが大切でしょう。何度も何度も繰り返し占いをして、経験を積んでいけば、自分なりの解釈ができるようになります。
まずはもっとカードに触れて、インスピレーションを研ぎしませましょう。
リーディングに行き詰まったら
タロット占い方法を学び、いろいろなことについて占っていくうちにほとんどの人が「リーディングの難しさ」という壁にぶつかります。
その原因を探って、リーディング力を上達させる秘訣を見つけていきましょう。
質問とは無関係に見えるカードが現れる
タロット占いのリーディングを難しいと感じさせる要因に、タロットカードの構成の複雑さが上げられます。
一般的なタロットカードデッキは22枚の大アルカナと56枚の小アルカナからなり、さらに小アルカナは4種類のスートに分かれています。それぞれのスートには10枚のニューメラルカードと4枚のコートカードが含まれ、このように一組のカードの構成は何層にも分かれます。
スプレットを展開するときにはそれらのすべてが混じり合い、どこにどのカードが現れるかわかりません。
たとえば、「私に幸せを運んでくれる人はどんな人?」とカードに問いかけたときに、人物をイメージさせるカードであればとてもわかりやすいメッセージになりますが、小アルカナの数札であるニューメラルカードが現れたり、人物以外の状況を表すカードが出たときは答えにたどり着くのは簡単ではありません。
その逆の場合もあります。「この恋はどうなるの?」という今後の展開に関して尋ねたときに、状況ではなく人物をイメージさせるカードが現れたら答えを出すまでに色々思考を巡らせる必要があるでしょう。
このような質問と現れたカードとのギャップがリーディングを投げ出してしまう原因となっているのです。
リーディングのポイント
タロット占いの経験が少ない初心者はリーディングをするときに、カードに対する先入観やイメージが固定されてしまうことがあります。
そのことがマイナスに作用すると、現れたカードが自分の求める答えと結びつかないと思い込んで、リーディングを進めることができなくなってしまうのです。
説明したカードの意味合いは、活用の仕方次第でリーディングの大いなる助けになります。そのためにワンカード・オラクルのような簡単な占いを繰り返し、できれば毎日の日課にしてそれぞれのカードの意味を把握するようにしていきましょう。
その上で、占いの際に現れたカードからあなた自身がいかにイマジネーションの翼を広げられるかが充実したリーディングになっていきます。
「私には想像力がないからリーディングには向かない」と決めつけてしまうのはとても惜しいことです。
毎日タロットカードを触って、どんなことでもストレートに質問をぶつけてタロット占いの練習を重ねていきましょう。
カードを扱うことや占うことに慣れてくると不思議とカードに描かれた絵柄や数字によく目が行くようになります。今まで気づかなかった人物の表情や持ち物、バックの風景など気になるようになり、想像するための材料をカードからたくさん得られるようになります。
それがたとえ都合のいい想像でも構いません。カードから届いたメッセージを受け止めて役に立てるところまでがタロット占いになるのです。
明確な答えを求めすぎない
もう一つ、大アルカナに日常とかけ離れたダイナミックな事柄を象徴するカードが多いことも、リーディングが難しいと思える要因なのかもしれません。
その絵柄からズバリ明確な答えを得ようとすると、なかなかうまく行かないこともあります。
現れたカードを見て感じた「なんとなくいいかも」「気をつけたほうが良さそう」といった漠然とした印象を答えとして捉えることも、タロット占いのリーディング方法であると考えましょう。
特に大アルカナに描かれているのは、人間が生きる上で大きな影響を与える事象でありそのテーマは達成とゴールです。つまり人生にとって重要な事柄が示されているとうことです。
それを踏まえてここでも想像力を働かせて、現れたカードを見せてくれているものを自分の状況や心情に置き換えつつ、メッセージを受け取る必要があります。
こうしてリーディング力の向上を目指すと同時にカードが示すメッセージを理解できるまでに自分自身が成長していくつもりでタロットカードと向き合っていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はタロット占いで必要なリーディングのポイントに付いて紹介しました。
しっかりとインスピレーションを働かせて、カードからのメッセージを受け取れるようになりましょう!