タロットカード

【タロットカード】四大元素とコンビネーション・リーディング その1

タロット、占い

 みなさん、こんにちは。今回はコンビネーション・リーディングについて詳しく紹介していこうと思います。

 しっかりとリーディング能力を高めてタロットカードからのメッセージを深く受け取れるようになりましょう。

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【タロットカード】リーディングに挑戦してみよう!

 コンビネーション・リーディングの基礎となる四大元素「火」「地」「風」「水」の4つのエレメンツについて、その特徴とほかのエレメンツの関係性を学び、より深いリーディングに活かしていきましょう。

火のエレメントの特徴とカード

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 四大元素の中の「火」のエレメントは、積極的で情熱家、正義感が強く白黒はっきりしないと気がすまない、防御より攻撃が得意、熱しやすく冷めやすいという特徴があります。

 燃える火の様子をイメージするとわかりやすいでしょう。

 火のエレメントに属するカード群には、それぞれのカードの特徴に加えてこれらの要素が備わっています。

 ですから火のエレメントに属するカード同士が隣り合った場合、そのカードの強い面(ポジティブ・ネガティブに限らず)、ともすれば攻撃的と思われる部分が増強されます。

 そのため、勢いあればそのまま突っ走っても好結果につながるでしょうが、くれぐれも行き過ぎにならないように気を付けることです。

 プラスに作用すれば大きなエネルギーを生み出すカードですが、マイナス面が出るとそのエネルギーが墓穴を掘る原因にもなることを忘れてはいけません。

火のエレメントに属するカード

▶大アルカナ・・・IV皇帝、VIII力、X運命の輪、XIV節制、XVI塔、XIX太陽、XX審判

▶小アルカナ・・・ワンドのコート、コートカードのキング

▷火は風に弱く、水と打ち消し合う

 火は適度に空気が供給される事によって、勢いよく燃え上がります。

 しかし、風向きによっては燃える要項が変わったり、強い風に吹き消されてしまう場合もあります。つまり、火は風に影響されやすく、風より弱い立場になります。

 ですから「火」のエレメントに属するカードの隣に「風」のエレメントのカードが現れたら、そのカードの影響を大きく受けることになります。

 例えば火のカードがネガティブな意味合いだったとしても、風のカードがポジティブな意味合いを持っていたら、良い方向に転がる可能性が出てきます。

 さらにタロットカードはニューメラルカードよりコートカード、コートカードより大アルカナがより強い影響を持つとされています。そのためこの場合、火のカードがニューメラルカードで風のカードが大アルカナであれば、もっと強く影響を受けると考えられます。

 ただし、カードが現れた場所やテーマ(質問内容)によっても影響度は変わってきますので、杓子定規に決めつけるのではなくそれらを総合的に見ることが大切です。

 次に「火」のエレメントと「水」のエレメントはお互いに打ち消し合う関係にあります。火の勢いが強ければ水は蒸発して消えてしまいますし、水の勢いが強ければ火は跡形もなく消されてしまいます。

 つまり火のカードと水のカードが影響し合う場合、双方のカードの種類に注目することがポイントです。

 例えば、火のカードが大アルカナで水のカードがニューメラルカードならば、火のカードの意味合いが強く影響されることになります。

 現れたカードが大アルカナ同士だったりコートカード同士だった場合は、はっきりとした決まりが存在するわけではありませんので、こういうときこそインスピレーションや経験によって少しずつ読み解いていく事になります。

 リーディングになれるまでは、結論を一つに絞ろうとせずいくつかの展開や複数の可能性を残してリーディングを終えるといいでしょう。

 残った「地」のエレメントは、これは「火」のエレメントとは互いにそれほど影響しあわないと考えて構いません。

 いくら火が地を焼き尽くしてもそこに地は存在し続けますいし、火の勢いが衰えたら再び草木が芽吹きます。たとえ火の塊であるマグマが地の中で育まれる事があっても、地を破って吹き出さなければその大きなエネルギーを発揮することはできません。

 火と地は近いところにありながら、互いにマイペースでやっている仲なのです。これらが隣り合って現れたら、互いの影響を見るよりもカードが現れた位置やそれぞれのカードの意味合いに注目しましょう。

地のエレメントの特徴とカード

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 四大元素の中の「地」は、控え目で堅実、慎重、几帳面、、集中力がある、攻撃より防御を得意とするじっくりマイペースで取り組んでいくといったと特徴があります。

 どっしりとした大地をイメージするといいでしょう。

 地のエレメントに属するカード群にもこれらの要素が備わっていますから、地のエレメントのカードが隣り合った場合、そのカードの特徴的な面(ポジティブ、ネガティブに限らず)が増強されます。

 プラス面が状況されれば、それだけ確実に目標を達成できることが示されます逆にマイナス面が増強されると悪循環に陥ったり、膠着状態がつづくなどそこから抜け出すのが困難な状況が考えられます。

 素早い手だてを考える必要がでてくるでしょう。

地のエレメントに属するカード

▶大アルカナ・・・V法王、XV悪魔、XXI世界

▶小アルカナ・・・ペンタクルのスート、コートカードのペイジ

▷地は水に弱く、火には影響を及ぼさない

 地は水によって潤されることで草木を育むことができます。さらに水は地にどんどん染み込み、またどんなに頑固な岩でも少しずつ侵食して形を変えることができます。

 このことから、地は水によって大きな影響を受けやすく水より弱い立場になりやすいといえます。

 つまり「地」のエレメントカードと「水」のエレメントカードが隣り合った場合、地のカードは水の影響を強く受ける事になります。

 例えば、地のカードがネガティブな意味合いを持っていたとしてもその隣にポジティブな意味合いの水のカードが現れれば、その意味合いにおいて十分に挽回が可能であることを示しているのです。

 特にニューメラルカードの隣に水の大アルカナカードが現れたらその影響は絶大です。

 仮にニューメラルカード同士、大アルカナ同士というように同じ種類のカード同士でもやはり水のカードが地のカードに大きく影響を及ぼします。

 ほかに地は火とは互いに影響しあわないことが多く、風には強いということを覚えておきましょう。

風のエレメントの特徴とカード

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 四大元素の中の「風」のエレメントは、好奇心旺盛、頭の回転が早い、飲み込みが良い、柔軟性がある、バランス感覚に優れている、切り替えが早いという特徴があります。

 しなやかに上級を吹きまわる風をイメージするとわかりやすいでしょう。

 風のエレメントに属するカード群にも、これらの要素が備わっているので風のエレメントのカードが隣り合った場合、そのカードの特徴的な面(ポジティブ、ネガティブに限らず)が増強されます。

 プラス面が増強されれば、臨機応変に課題にクリアしたり、問題解決するひらめきに恵まれそうです。けれどもマイナス面が増強されると、無責任な行動でますます状況を悪化させてしまったり、わざわざ自分から厄介ごとに突っ込んでしまう可能性もあると言えます。

 慎重な姿勢で課題を考える心がけが大切になるでしょう。

地のエレメントに属するカード

▶大アルカナ・・・0愚者、I魔術師、III女帝、VI恋人、IX隠者、XI正義、XVII星

▶小アルカナ・・・ソードのスート、コートカードのナイト

▷風は地に弱く、火や水に強い

 風はどんなに強く吹き荒れても、大地そのものを揺るがすことはできません。大地に根を張る草木をなぎ倒すことはできたとしても、風が収まれば再びそれらも息を吹き返し芽吹き始めます。

 どんなに強い力で体当たりしても大きな山脈に跳ね返されてしまうことから、風は地に弱い立場と言えます。

 風が山に行く手を阻まれ、方向を変えざる得ないことからもわかるように「風」のエレメントは「地」のエレメントから大きな影響を受けます。風のカードの隣に地のカードが現れたら、目的や手段の変更が賢明であることを告げている場合が多いでしょう。

 仮に風のカードがネガティブな意味合いが強いカードだったとしても、地のカードが示す別の角度からの考え方をすることによって、解決の糸口が見つかるかもしれません。

 双方のカードが大アルカナであるか小アルカナであるかなど考慮に入れる必要があり、いずれにしても地のカードは風のカードに大なり小なりの影響を及ぼすでしょう。

 しかし、風のエレメントカードも火や水のエレメントカードに大きな影響を与えます。つまり、一つのエレメントだけが絶大な影響力を持っていたり、あるいは逆にほかのエレメントから影響を受けるばかりというわけではないのです。

 4つのエレメントはそれぞれ影響しあい、プラス要素を引き起こしたり場合によってはマイナス要素を生み出しながらバランスを取っています。

 ですからそれぞれの関係性をしっかりと把握して、カードからのメッセージを読み取っていく必要があります。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?タロットカードにもそれぞれ属する性質がありそれをしっかりと理解することで、よりリーディング力がく筈です。

 次回は「水」のエレメントとリーディングのポイントに付いて紹介していこうと思います。

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