みなさん、こんにちは。今回は大アルカナで占うスリーカード・オラクルについて紹介していこうと思います。
今悩んでいることでどうしても解決方法がわからないというときに使える占い方法になります。
前回の記事⇓
【タロットカード】カードで実際に占ってみる3【大アルカナ編】
スリーカード・オラクルとは
スリーカードオラクルとは、大アルカナのカードを3枚使って占う方法になります。
悩みの解決方法がどうしてもわからないというときに、3枚のカードが水先案内人となってくれるはずです。
3枚のカードがその悩みについて、その原因と現状、今後どうなっていくかについて教えてくれるはずです。
占い方
スリーカードオラクルをするときに必要なのは「大アルカナ全22枚」になります。
①場(テーブルや机の上)に敷きものを敷いて悩んでいることを心のなかに思い浮かべたなら、その上でタロットカードをシャッフルします。
悩みの内容はできるだけ具体的に考えるようにしましょう。
②自分が十分だと感じるまでシャッフルをしたら、タロットカードを一つにまとめて、場の中央に縦向きに置きます。
③深呼吸をして呼吸を整えてから、重ねたタロットカードを手に取ります。
再び悩み事を考えながら、自分が十分だと感じるまで切りましょう。
④カードをだいたい三等分に分けて一番上の1/3を場の左側に、真ん中の1/3を場の中央に、一番下の1/3を場の右側に置きます。
※3等分にするときはだいたいの感覚で構いません。
⑤左側に置いたカードを手に取り、その中からあなたがピンと来たカードを1枚抜き出し、左側のカードがあった場所に同じ向きで置きます。
余ったカードの山は利き手側の奥の端に置いておきましょう。
⑥真ん中と右側の山からも同じようにカードを1枚抜き出して、カードがあった同じ場所に同じ向きで置きましょう。
余ったやカードの山は端に置いたカードを一緒に上に重ねて置いておきます。
⑦選んだ3枚のカードを順に横にめくって開いていきましょう。
めくるときに上側、下側にめくってしまうと正位置と逆位置が変わってしまうので注意してください。
⑧そこに現れた3枚のカードが、あなたの悩みの原因と現状、今後の展開、これからどうすべきかを教えてくれるはずです。
タロットカードが教えてくれたメッセージをしっかりとリーディングしていきましょう。
3枚のカードのリーディングの仕方
1枚ずつ出てきたカードの場所を教えます。
それぞれの位置に意味があるので、しっかりと理解をしましょう。
左側にあるカード
一番左側にあるカードは「過去」を表します。
つまり、あなたの悩みの発端となったところまで遡り、その原因を暗示するのもです。
▷ポジティブなカードが現れたら
すでにそのことは悩みの原因ではなくなっている可能性があります。もちろんその出来事が発端ではあるでしょうが、そこであなたの言動が事態を悪化させてしまった、解決に向かうはずだったのに余計な邪魔が入ったという可能性が濃厚です。
つまり早いうちなら修復が可能だったことを意味していて、この過去の位置に現れたポジティブなカードは決して喜ぶべき展開ではないのかもしれません。
ただ過ぎてしまったことは仕方のないことです。この展開を踏まえて、次の真ん中のカードを見ていきましょう。
▶ネガティブなカードが現れたら
ダイレクトにその原因となった事柄や人物が示されているでしょう。また、あなた自身とった言動への反省点の気付きがあるかもしれません。
いずれにしろ、そのカードを解説しているページを参照して、過去に起こった出来事と照らし合わせて考えてみましょう。
真ん中のカード
中央にあるカードは「現在」を表します。
今がどんな現状なのかが示されています。
▷ポジティブなカードがでたら
あなたが悩んでいること、懸案事項ととらえていることは自分が思っているほど深刻な状況ではないのかもしれません。
取り越し苦労の可能性も十分にありますから、今一度冷静に考えてみましょう。
とはいえ、次の右側の未来を表すカードによってはそれほど楽観できなう場合もありますので、早合点しないようにしましょう。
▶ネガティブなカードが現れたら
あなたが悩むもの無理はない状況です。つらい状況であり、乗り越えるべき課題があることは確かでしょう。
ただ、カードにはどうしたらここを乗り切れるかについて何らかのヒントも示されているはずです。
また右側の未来を示すカードによってどう対処したらいいかをしっかりと見ていきたいところです。
右側のカード
右側のカードは「未来」を表しています。
これから起こ得ること、キーパーソンにある人物などが見えてくるはずです。
▷ポジティブなカードが現れた
悩みが解決する日も遠くはないでしょう。結果を急がず無理をせず、落ち着いた対応を心がけましょう。
現れたカードに解決の糸口や、解決時期などが示されている場合も少くはなのでその意味するところを見逃さず、じっくりと考えてみることです。
▶ネガティブなカードが現れたら
気を引き締めて最善の判断と行動を心がける必要があります。
ただし、どのようなカードが現れたとしても、諦めたり投げやりになったりするのは禁物です。
どんなことやどんな人物に気をつけ、どう行動したらよいか、誰が味方になってくれそうか現れたカードの意味合いからしっかりと読み取る努力をしましょう。
「影響カード」から今後のアドバイスをもらう方法
過去・現在・未来の3枚のカードをすべて開いて、悩みや発端や原因、現状、未来に起こり得る展開と最善の対処を見たら、そこからさらにステップアップを目指しましょう。
それは今回の悩みや問題を今回のことだけでに終わらせない、という姿勢です。
悩みや問題が解決できればそれでいいという考え方もあるでしょう。けれど同じ悩みを抱え込まない、今回のことを教訓にこれからの考え方やライフスタイルを見直してみるという、一歩踏み込んだ行動が未来を豊かにしてくれるはずです。
アドバイスのもらい方
①利き手側の奥に置いたカードの山(残りのカードとして置いていたもの)を手に取ります。
②過去・現在・未来に現れたカードについて自分なりの解釈を考えながら、十分だと感じるまでカードを切ります。
③カードの中からピンと来たものを1枚抜き出し、右側の「未来」のカードの上に置きます。
このカードは「影響カード」といい、どのような考え方や行動を心がけることがポイントになるか、アドバイスをくれるカードになります。
④カードに手を添えて目を閉じ、カードを横にめくりましょう。
ゆっくりと目を開けて、どんなカードが現れたか見てください。そこにはどんなカードが見えたか、示されたメッセージを読み解きましょう。
問題に向き合うのは自分自身
持ち上がっている懸案事項や悩みを解決するには、あなた自身がその問題から目をそらさないことが大切です。
問題に正面から向き合おうとするおは大変ですし、見ないふりをして通り過ぎてしまうことが可能な場合もあるでしょう。
ただ、そうして問題を棚上げにしても、遅かれ早かれそのことが後々の展開に響いてくるのは必至です。
嫌なこと、辛いことだからこそ目をそらさず、見つめてみることが大切になってきます。
それはいうほど簡単なことではありません。けれども、あなたにそのような心構えがあればタロットカードはより良いメッセージをあなたに示してくれるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大アルカナを使った占い方法を詳しく紹介してきました。じっくりとカードに触れ合って心を通わせる事を大切にしていきましょう。
次回はタロットカードのポジティブカードとネガティブなカードについて書いていこうと思います。