みなさん、こんにちは。今回は占いで読み取るポジティブなカードとネガティブなカードについて紹介したいと思います。
自分が占って出てきたカードを読み取るためにも必要なことなので、しっかりと理解していきましょう。
前回の記事⇓
【タロットカード】カードで実際に占って見る4【大アルカナ編】
ポジティブとネガティブのカードはどういうものなのか
リーディングをする上で、ポジティブなカードとネガティブなカードというような表現があります。
それぞれ、どんな意味があるのか理解を深めていいきましょう。
「ポジティブ」と「ネガティブ」
オラクルやスプレットのリーディングには「ポジティブな意味合いのカード」「ネガティブな意味合いのカード」という言い方の解説があると思います。
ポジティブは「明るい」「前向き」というプラスの意味合いを表し、ネガティブは「暗い」「後ろ向き」というマイナスな意味を表します。
そのため、ポジティブなカードは幸運やチャンス幸せ、好結果など歓迎される事柄に関係し、ネガティブなカードは不運、タイミングの悪さ、悲しい結果など歓迎できない事柄に関係しているといえるでしょう。
どの区別も例えば、正位置のXIX 「太陽」のカードならポジティブ、XIIIの「死神」のカードならネガティブというように、カードの持つ意味合いから大淀の判断が可能ですが、ここではネガティブとポジティブかを明確にしているわけではありません。
カードの正位置か逆位置かでポジティブかネガティブの意味合いが変わりますし、また逆位置になったからと言って、すべてのカードの意味合いが逆になるわけではなく意味合いが弱まる場合、微妙に象徴する事柄が変わる場合があるからです。
このことを踏まえつつ、それぞれのカードがどちらに属するかを考えながらリーディングしていくことが大切です。
インスピレーションが教えてくれる
1枚のカードが示すメッセージは1つとは限りません。
中には、ポジティブとネガティブな意味合いが混合している場合もありますし、どちらとも決めかねる中間的な意味合いのカードもあります。
その場合、判断ポイントとなるのはあなたがそのカードを手にしたときの印象です。
カードを開いた瞬間、「あ、うれしい」「このカードなら安心」「よかった」など、良いイメージが湧いてきたらポジティブ寄りであり、「なにこれ?」「ちょっと嫌」など良くないイメージが湧いてきたらネガティブ寄りというわけです。
タロットカードは、占いする人のインスピレーションによって答えを導いていくところが大きので、あなたがカードを開いた瞬間にパッと浮かんだ印象がとても大切になってきます。
答えが出ないときは時間を置く
現れたカードをポジティブと捉えるか、ネガティブととらえるか、どうしても決めかねる場合は、無理にどちらかに当てはめようとせず判断を保留します。
それはまだ何かを決める時期には至っていないということを示している可能性があるからです。
少し期間を置いてもう一度占ってみるといいでしょう。またしばらく保留しているうちに「あのカードはこんなことを示していたのか」という気付きがあるかもしれません。
そうした経験の積み重ねがリーディング能力を高め、自己の言動を検証するきっかけにもなります。
このようにカードを示すメッセージを読み解くには熟練した思考と経験が必要となる場合もあります。そういう意味では、ビギナーにはやはり難しいと思われるかもしれません。
でもどんな人でも最初は初心者なので、謙虚に学ぼうとする姿勢で経験を重ねていきましょう。
カードの意味と出来事を照らし合わせる
判断に迷うカードは質問の内容や現れた位置など、場合や状況によっても意味合いが変わってきます。
そのため、この前はネガティブな意味合いのカードだと思ったけど、今回はポジティブに感じるということも十分にあるでしょう。
誰もがネガティブな印象を受けるカードでも、自分にはポジティブな感じがしたと思えはその印象を大事にすべきです。
いずれにしても、現れたカードから読み取った意味合いを深く考え、それを実生活の出来事と照らし合わせて検討してみることです。
そうした経験を積むことで、あなたのリーディング力はますます高まっていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
タロット占いで大切なリーディング力を養うためにも、ポジティブなカードとネガティブなカードを読み取る力を鍛えていきましょう。
次回はサンプルリーディングについて書いていこうと思います。