引き寄せの法則は確かに魅力的ですが、危険性があります。どんな危険性かというと、大きく分けて2つあります。
1つは引き寄せの法則の発信者があまりにも魅力的に見えて、信者のようになってしまい、間違った行動をしたり、大金を使うケース。
もう1つは、引き寄せの法則で何かを得るのと引き替えに、大きな代償を支払わなければならないケースです。私の体験と合わせて順番にご説明していきましょう。
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引き寄せの法則の危険性！新興宗教の信者のような人たち
引き寄せの法則に危険性がある理由の1つに、発信している人に身も心もどっぷり浸かってしまうことがあります。私も迷惑を被った体験があるので暴露します。
happyちゃんの教えを守って非常識になる女性
引き寄せの法則で有名な、happyちゃんというブロガーがいます。私も大好きで、精神的にきつい時にかなり助けられました。
happyちゃんは、元々引き寄せの法則の実践者で、有名になりました。今は引き寄せの法則は重視していません。
自分のソース（ハイヤーセルフ）につながる、自分の心に正直に生きることが大事と常に言っています。
happyちゃんファンで集合することもよくあります。私もそのような場に参加したことがありました。
ある時、これから飲みに行こうという話になりました。しかし、その中の1人が、誰にも何も言わずその約束をすっぽかして帰ってしまったのです。
急に1人いなくなったのですから、当然私たちはその女性がどこにいたのかと探しますよね？10分くらい探して、結局諦めました。
多分その女性は、happyちゃんが言うところの『自分の心に正直になって』、飲み会に行くのが面倒だから、止めたのでしょう。もちろん止めてもいいです。
でもそれなら『急用ができて行けないの、ごめんなさい』とひとこと言えば良いと思いませんか？
その女性は、自分の心には正直になりました。『みんなそれぞれ神様だ』と言うhappyちゃんの教えに従って。
でも、私たち一人一人も神なる存在、大いなる存在なんですよ。
この経験から私は、引き寄せの法則からhappyちゃんを好きになる人が増えると、自分勝手な人が増える危険性があるなと感じました。
危険性を指摘した奥平亜美衣さんやさとうみつろうさん
happyちゃんは、有名になりだした頃、奥平亜美衣さんやさとうみつろうさんとよく一緒にイベントをされていました。
その頃、身勝手な女性が増えたと感じていたのでしょう。奥平亜美衣さんもさとうみつろうさんも、『自分の心に正直になることと身勝手になることは違う』と、ブログで発信されてました。
本当はちゃんとそのブログ記事を引用したかったのですが、見つかりませんでした。これ、暗にhappyちゃんファンのこと、批判してるなと感じたことがあったのです。3年くらい前だと思います。
私もお二人に同感です。自分の心に正直になるために相手はどうでも良いというのは、おかしいと感じます。
今でこそかなり落ち着きましたが、happyちゃんのことを好きな女性は、まるで信仰宗教の教祖を崇めるかのようになっていました。
霊能者にお金を貢いで信者のようになってしまう人
ある女性がいます。引き寄せの法則を発信してるわけではありません。happyちゃんと心理カウンセラーが繋がっていて、その人の縁でhappyちゃんとも繋がりました。
この女性は霊能者で、神の言葉を降ろすと言われています。それを聞くのに数十万円かかるのです。しかもそれを払ってしまう人がいます。1人ではなく、何人もです。
これこそまさに新興宗教の信者みたいですよね。本人は納得してるでしょうが、周囲は心配するでしょう。
happyちゃんとその女性は一時期仲が良くて、ほんとにずっとつるんでいました。でも、happyと仲良くなったのは利用したかっただけだということがわかり、仲間割れしました。
これも引き寄せの法則ですかね？
引き寄せの法則を信じる人が洗脳される理由
引き寄せの法則を信じる人、皆が洗脳されるわけではありません。法則を使って自分の人生をよりよくする人はたくさんいます。
でも、ごく一部の人の人は洗脳され、人生がめちゃくちゃになったり誰かに大金を貢いでしまいます。それには理由があります。
精神的に参ってる人が惹かれる
この人の言うことはすべて正しい、この人の言うとおりにやっいれば私の人生はうまくいく、そのように盲目的に信じてしまう人は、精神的に参ってる人が多いです。
例えば
- 病気になってしまった
- 夫婦仲が悪い
- 旦那に愛されていない
- 子供に障害がある
- 妊娠したいのになかなかできない
- 常にお金がない・お金で困っている
などです。精神的に参ってると何かに頼りたい、どうにかして変えたいと思いますよね。そこで全面的に100％頼ってしまうのです。
自己肯定感が低い人が多い
引き寄せの法則を発信してる人を、信仰宗教の教祖のように信じる人は、自己肯定感が低い人が多いです。
自己肯定感は、以下のような理由で低くなります。
- 毒親に育てられた
- いじめられたことがある
- 何かが人より劣っていると指摘された
- 兄弟姉妹と比べられて育った
- 両親が不仲だった
- 両親がいつも忙しくしていた
などです。基本的に自己肯定感が低いと、何をやってもうまくいかないことが多いです。
引き寄せの法則を発信してキラキラ輝いている人を見ると、眩しくて仕方がありません。この人のようになりたいと感じます。
我慢してきた人が多い
引き寄せの法則を知ってから、急激にのめり込む人の中には、我慢してきた人が多いです。
- 子供のために、自分の欲しいものも買わず一生懸命働いてきた
- シングルマザーで子供を育ててきた
- 旦那が仕事で忙しく、家庭に興味がなく、基本ワンオペ
- 自分の事は常に一番最後
- 自分は楽しんではいけないと思っていた
などです。我慢しろと誰かに言われたわけでもなく、責任感などでそうなってることが多いです。
これまでこんなに我慢して、やりたくないことをずっとやってきた、もうそろそろ自分が本当にやりたいことをやって、遊びまくってもいいじゃない？という感覚です。
それで初めて自分が自分になれたような感覚になります。これ自体は悪いことではないですけどね。
引き寄せの法則で不幸を引き寄せる危険性
引き寄せの法則を使って、何かを引き寄せて幸せになりたいと思ってるのに、それと引き換えに大きな不幸に見舞われる経験をした方がいます。
身内の不幸と引き換えにお金を引き寄せる
お金が欲しいと引き寄せの法則をしていたら、身内の不幸で財産が転がり込んだという話があります。
身内の不幸というのは、どんな間柄にも左右されますが、「やったー、誰かが亡くなったから思いがけず大金が入ってきたぞ！」とはやっぱりならないですよね。
身内の不幸を避ける方法の一つに、『私は幸せなお金を引き寄せる』『幸せに豊かになる』など、自分のプラスの感情を付け加えるというものがあります。
願い方を間違えて不幸を引き寄せる
引き寄せの法則でよく使われる方法の一つに、アファメーションがあります。自分の願いを何度も唱えて実現させる方法です。
宇宙や潜在意識は、否定形や「○○でない」という言葉を知りません。なのに、否定形を使ってしまって、願いと反対の体験を引き寄せることがあります。
この対処法は簡単です。自分の願いを肯定形で唱えれば良いだけです。
引き寄せの法則はやっぱり危険？
引き寄せの法則はやっぱり危険で、関わらない方が良いのでしょうか？私はそうは思いません。引き寄せの法則はこの世の原理原則だからです。
ではどうすれば危険でなく、うまく付き合えるのかまとめました。
引き寄せの法則は危険ではなく本質
引き寄せの法則は危険ではなく、本質です。地球に重力があるのと同じくらい当たり前のことです。危険だと感じるかどうかは、それをうまく使うかどうかによります。
また 悪いと感じること＝全て悪いこと ではないのです。
悪いことが起こったら嫌な気分になりますね。なぜ悪い気分になるのでしょうか？そこにあなたの観念が隠れています。それらに気がついて開放していくことで、あなたはより身軽に自分らしくなります。
目の前のことに一喜一憂しなくなったらそれこそ素晴らしい人生だと思いませんか？
引き寄せの法則を生かして人生をよりよくする方法
まず、引き寄せの法則や、宇宙の法則などを発信している人に、それらの内容教えてもらうために大金を使う必要はありません。同じ使うなら自分が向上するものに使いましょう。
自分自身がスキルアップ、レベルアップすると、引き寄せられるものも自ずと良いものになります。引き寄せの法則と言うまでありません。当然のことですよね。
自分磨きをして綺麗になれば、異性にモテて素晴らしい人と付き合える可能性が高まります。
自分のスキルがレベルアップして、相手に提供できることが増えれば、お金を得る力は高まります。
自分自身が気分良く過ごすために使うのもアリです。
- ものすごくアロマが好きなら、オーガニックで最高品質のアロマオイルを購入する、
- とても上手なマッサージ屋さんに、定期的に通う
- インスタで、とても惹かれたネイルショップに行ってみる
などです。これらは直接的にあなたをレベルアップさせるものではありません。
でもあなたは良い気分になり、高い波動を保てるようになります。結果的に引き寄せの法則が発動しやすくなります。
引き寄せの法則の危険性まとめ
引き寄せの法則に危険性はあります。使い方を間違ったら痛い目に合うし、人生詰みます。
結局は自分がどうありたいか、が大事です。最近私は、引き寄せよりも、自分をクリアにする、自分の感情に重きを置くことをかなり重視するようになりました。
これだけで望ましい方向に行くのではないかと思っています。