ロンダ・バーンさんが書かれたザ・パワー( The power) という本の概要と実践のポイントをまとめました。ザ・パワーを買おうかどうか迷っている方にとっても、またすでに持っているけれども放置している方にとっても、何か気づきがあればいいなと思います。
Contents
ザ・パワーのテーマは引き寄せの法則で最も重要
ザ・パワーは、ザ・シークレットの後に発売された本です。シークレットでは、愛や感謝がとても重要だと書かれていました。その中から特に愛について強調しているのがザ・パワーです。つまり、引き寄せの法則において愛がとても重要なのです。ザ・パワーでは、大きく分けて3つのことが書かれています
- まず愛とは何か
- 感情の力
- 具体的なやり方
一つ一つ見ていきます。
1.引き寄せの法則で愛がなぜ大事?
まず愛とは何でしょう?すべての源、最も力強いもの、引き寄せ力です。
すべての源
すべての源とは、私自身も、今生きている人もすべて愛がなければ生まれていいないという意味です。その愛が本物の愛かどうかは人それぞれ違いがあるかもしれませんが、とにかく何かの愛によって誕生してきました。
この世にあるものすべてそうですよね。例えば私が今使っているパソコン。パソコンも、作る人・設計する人など、本当にたくさんの人の手によって生まれて初めて私は使えています。ネット回線なども同様です。
すべてのものが愛からできているとザ・パワーでは言っています。
最も力強いもの
全ての感情の中で一番強いのが愛で、最も力強いのです。良い感情には感謝・情熱・喜びなど、悪い感情には怒り・恐れ・不安などがあります。
感謝しましょうとか、感謝すると引き寄せ力が上がると言われてますが、その感謝よりもさらに強いのが愛なのです。
愛と聞いて具体的に何を思い浮かべますか?私は何かを好きだとか、愛おしく思う、ふんわりした穏やかな気持ち、そういうものをイメージします。
引き寄せ力
引き寄せ力とは「与えるものを受け取る」ことです。与えるものとは目に見えるものだけでなく、私たちが毎瞬だしている波動です。
なんとなくこの人の近くにいるといい気分になる、この人が部屋に入ってくると嫌な感じがするなど、私たちは目に見えないものでも何か感じています。
このように周囲に発信している、自然と出てしまっているものと同じものを受け取るのです。それはまるで磁石のようで、信じていようがいまいが例外はありません。
2.引き寄せの法則と感情のパワー
次に感情のパワーとは何でしょう。
感情は引き寄せの燃料
1つめに、感情は引き寄せの燃料です。 常に私たちは何かを考えたり感じたりしていますが、考えるよりも感じるほうが力が何倍も強いのです。
良いものでも悪いものでも、何かを引き寄せる燃料になっているのです。
51% VS 49%の引き寄せの法則
次に51% VS 49%の法則について。感情にはプラスの感情とマイナスの感情があります。
いつも良い感情を持っていないといけないと思わなくていいのです。むしろそのほうがずっとマイナスになると私は思っています。
常にプラスを保とうしなくても、半分の50%をほんの少し上回るだけで、自分にとって良いことが引き寄せられると書かれています。
思考よりも感情の力の方が強いと書きました。 とはいうものの、やはり感情を作るものは言葉、思考なので、普段使っている言葉に気をつけるほうが良いです。
例えば何か嫌だなぁ、腹が立つ等があっても別の言い方で表現してみます。1日仕事が終わって「あー疲れた」と言うのではなく、「今日もよくがんばったな!」というなどが挙げられます。
ザ・パワー流引き寄せの法則実践法
次にザ・パワー流引き寄せの法則実践法をまとめました。
創造の3ステップ
- 想像する…自分にとって欲しいものを想像する
- 感じる…まるでそれが自分の手に入ったかのように感じる
- 受け取る…自分が手に入れる
というものです。創造の3ステップについてはザ・シークレットでも書かれていましたが、また改めて説明されています。
引き寄せの法則の3つの鍵
- 愛の鍵
- 感謝の鍵
- 遊びの鍵
鍵とは、引き寄せの法則を実践する中で重要なポイントのことです。
愛の鍵
愛については先ほど書いたので省略します。
感謝の鍵
感謝が大事とはすでによく聞く話ですね。
「何でも感謝する」「ありがとうと唱える」などいろいろな方法があり、自分にとってすばらしいことを引き寄せます。
シリーズ本「ザ・マジック」では、特に感謝についてのワークが書かれています。
遊びの鍵
遊びの鍵とは、引き寄せの法則をシリアスに真剣に実践するのではなく、面白そうだからやってみよう!くらいの軽いノリでやってみるのが良いという意味です。
引き寄せの法則の3つの分野
ザ・パワーは、引き寄せ力がおよぶ3つの分野を挙げています。
- お金
- 人間関係
- 健康
つまり私たちが悩み事として持っているすべての分野に当てはまると言えます。
ザ・パワー本のメリット
では次に私なりのザ・パワーのメリットです。 まずザ・パワー本は買う価値があると考えています。ザ・パワーのメリットとしては以下の3点があります。
引き寄せの法則の中核がわかる
ザ・パワーで引き寄せの法則の中核がわかります。 引き寄せの法則については様々な本で書かれていますが、その中でも特に外せない重要なポイントは何かがこの本を読むと分かります。
挿絵がキレイ
ザ・パワー本で良い気分になります。本の挿絵がすごく綺麗なのです。なので眺めているだけでもいい気分になれるし、たくさんの成功例が載っているので気分が上がります。
ザ・パワー本だけで願望実現が可能
ザ・パワー本に書かれていることを実践するだけでも願望実現の可能性はあります。実際に書かれていることを実践して、願望実現させた方もいらっしゃいます。
ザ・パワー本のデメリット
ザ・パワーのデメリットとして以下が挙げられます。
抽象的な部分もある
すべての人に当てはまるように書かないといけないので、抽象的な部分が増えるのは仕方がありません。なので具体的なやり方を自分で探さないといけない部分もあります。
悪い感情への対処法があいまい
ザ・パワー本を実践するうえでかなり大きなマイナスポイントだと思うのが、悪い感情を持ってはいけないとフタをしてしまう可能性がある点です。
私は、悪い感情、例えば嫌だ・腹が立つ・不安だという感情にフタをしてはいけない、逆に感じて出さないといけないと考えています。そうしないと本当の自分の望みや考えが見つからないのです。
引き寄せの法則実践のモチベーション低下
引き寄せの法則実践のモチベーションが下がるかもしれません。せっかくこんなに努力してるのに、何も影響がない、変わらないと感じてしまうからです。
モチベーションが下がっても大丈夫、また上がれば良いのですが、自分ひとりで立て直せず、また元の自分に戻ってしまうかもしれません。
ザ・パワー実践のポイント
ザ・パワー実践のポイントとしては3つあります。
悪いことが続く時の対処法
普段生活している中で、次々に悪いことが起こるなと感じる時がありませんか?そういう時に、自分でパッと気分を変える方法を編み出しておくと良いです。こうなると先ほど出てきた51% VS 49%という状態をうまく作れます。
そのためには、自分の取説を作るとしたらどうなるか、考えてみてください。例えば好きなマンガ・映画・音楽・食べ物など、見たり買ったり食べたりすると自分の気分がアガるものを知っておくと便利です。
ゲーム感覚で取り組む
シリアスに真剣になるのではなくて、ちょっとやってみようというような軽い感じでやってみるのが良いです。 真剣にやると期待が生じます。期待が外れると落胆します。なので期待しないほうが良いのです。
ザ・パワー本が発売されたのは2011年です。その頃に比べて今のほうが引き寄せるまでのタイムラグ、かかる時間が短くなっていると感じています。 実際そのようによく言われていますし、私も実感しています。
真剣にするというよりも軽い気持ちでやってみるといいと思います。
ザ・パワー引き寄せの法則本まとめ
ザ・パワー本の購入を迷っている方、買う価値があると思います。購入後放置している方は、また読んで実践してみてください。