みなさん、こんにちは。今回も前回に引き続き大アルカナについて紹介していこうと思います。
今回が大アルカナの最後の紹介になるのでぜひしっかりとカードの意味を理解していきましょう。
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【タロットカード】大アルカナについて詳しくなろう6
大アルカナ:18. 月
月には「迷い」「イマジネーション」「偽り」「動揺」「夜」「長引く状況」「不安」「裏と表」「隠れた敵」「変動」「ごまかし」「道から来る恐れ」「情緒」という意味があります。
常に変動する不安定な状況や心境を表していて、月は満ち欠けという形の変化をして定まらない状況や不安な心を象徴しています。
タロットの月のカードも同じで、次々変わる見かけに惑わされないようにという警告の意味合いも含んでいます。また見えない月の裏側に何かが潜んでいるかわからないように未知なるものへの恐怖心も表しています。
想像力が豊かなあまり不安が募ることもあるのでしょうが、そうした動揺は感受性の鋭さゆえにもたらされるものでそれがプラスに作用する場合もないとはいえません。
心の声に耳を傾け、目には見えない真実に目を向けることができます。
【正位置】
●あいまいな状態で、しかも状況は刻々と変化している
●隠し事やごまかしをしてしまう、されてしまう
●迷いや悩みが募り、思いつめて出口が見出だせない
周囲を変えることにより、自分が変えることで解決をしましょう。状況の変化に振り回されがちなので、柔軟な対応で上手に乗り切る必要があるでしょう。
隠し事やごまかしをして平気でいられるでしょうか。公開しないように良心に恥じない言動に徹しましょう。また逆に隠し事をされたり、ごまかされたりしまう恐れもありあす。
十分な警戒を心がけ、生き詰まったら思い切って気分転換することです。周囲が変わらなければ、自分をかければいいのです。
【逆位置】
●不安の正体が突き止められ、善後策が見つかる
●すんでのとこでピンチやトラブルから逃れられる
●現実性を重視し、機器回避の心がけで困難をしのげる
正体を見極めてしまえば、対応が容易になります。不安や恐怖から目をそらさず、しっかりと凝視する姿勢で挑めば重いの他たやすくその正体を見極めることができ、自然とどうしたらよいかがわかるでしょう。
ピンチやトラブルは思ったより間近に迫っているようです。困難は的確な判断と行動で乗り切ることができます。
悪状況を長引かせない覚悟で取り組みましょう。
ポイント
そういう意味では、結論を急がなことが賢明かもしれません。
大アルカナ:19. 太陽
太陽には「生命」「快活」「守護」「みなぎる力」「容認」「資産」「若さ」「無邪気」「エネルギー」「達成」「子ども」「バイタリティ」「獲得」「結婚」という意味があります。
万物を生み育む生命の象徴でもあります。太陽はエネルギーの象徴であり、地上のあらゆる生き物に光を与え、健やかに育みます。
太陽のカードもみなぎる力や快活さ、日常生活に喜びや幸せがもたらされることを暗示します。暖かな陽の光に包まれ、守り育てられた生命の尊さや強さにはどんな困難をも跳ね返すだけのバイタリティがあります。
さまざまな宗教で太陽が神と崇められるのも、その存在の大きやさ強さを人間が恐れ、同時に憧れを抱くからにほかなりません。
地上にあまねく光を注ぎ込む太陽は人に生きる素晴らしさや命あるものの尊さを教えてくれます。
【正位置】
●何事にも積極的に取り組み、チャンスを掴む
●芸術や農業など、何なを生み出す分野における成功
●自然でオープンな関係、公認の仲
勝利や成功は、すぐ手の届くところにあります。エネルギーに満ち溢れ、とうてい困難と思われることも難なくやってのけるパワーがある時です。成功や勝利は手の届くところにあるでしょう。
着々と物事をすすめ、素晴らしいものを生み出す能力に恵まれます。チャレンジすることが目的の達成や合格、願望の成就をもたらすときですから、のびのびと行動をしましょう。
自然体の堂々とした振る舞いが、周囲に認めさせる力になります。
【逆位置】
●甘えや依存心が強くなり、子供じみた言動を取る
●浅はかな考え、安易な方法に頼り、周囲からの信頼を失う
●持久力がなく何事も長続きせず、中途半端になってしまう。
自己責任のもとでの言動が大切になります。むやみに人に頼ると、後で大きなツケを払うことになります。
自分でうまくできないからと、言い訳をしたり責任転嫁するのは間違いです。自己責任のもとに、自力で道を切開らいていく必要がありでしょう。ことは確実、慎重に運ばなかればいけません。
周囲の期待を裏切らず、常に一定のペースをキープする長距離ランナーのような姿勢がポイントです。
ポイント
正・逆どちらでもカードの意味するところをしっかりと踏まえて行動すること、願いがかなえられそうです。
大アルカナ:20. 審判
審判には「裁き」「勝利」「精神的な目覚め」「気づき」「開放」「変容」「発見」「救済」「くつがえせない結論」「復活」「覚醒」という意味があります。
終結し、得られる結果は行いに起因します。札名の審判は「新約聖書」の「ヨハネの黙示録」における最後の審判を表しています。最終戦争によってキリストが勝利したあと、死者さえよみがえりすべての人々に審判がくだされます。
いい行いをしたものには祝福と再生が、そうでないものは試練が与えられるのです。
このカードは何らかの節目を迎えたり、ある段階が終結していくことを告げています。そこで得られる結果は、それまでの行いに起因します。過去を振り返り、自己評価することで今後どうするべきか考える手がかりがみつかるでしょう。
たとえいい行いをしてこなかったとしても、ここで反省し気持ちを新たにすることで挽回のチャンスを得られます。
【正位置】
●仕事や勉強など、なすべきことのめざましい向上
●家族や恋人、友人など、大切な人との尊い絆を実感する
●自分自身の本心や才能など、秘めたることが見えてくる。
努力が報われ嬉しい結果がもたらされることを示しています。今まで努力してきたことに、想像以上の結果や評価が得られそうです。今後ますます飛躍しようとする気持ちの励みになるでしょう。
身の回りの存在が、いかに大切かを痛感させられる出来事の予感もあります。自分ひとりで生きているのではないという自覚がより高い精神性と結びつきます。
自分でも気づかなかった、うちに秘めた思いや能力が表出する前触れも見られます。
【逆位置】
●期待はずれの悪いニュースが飛び込んでくる可能性
●人の厚意や助けが心に届かない
●後悔や無念の気持ちが強まり、挫折感を味わう
挫折から学び、次なるステップへいきましょう。状況は思ったより良くないようです。せっかくの努力が無二なるなどがっかりな展開があるかもしれません。
ただそこで終わるんではなく今後について思索をめぐらせましょう。とくに周囲の人からのサポートは素直に受けることです。
それが自分自身の助けになるばかりでなく、相手の喜びにも繋がります。挫折をバネにしてさらなる高みへと向かおうとする姿勢が大切です。
ポイント
もっと頑張ればよかったと思う展開になりやすいでしょう。その分、今からでも全力投球する構えが大切です。
大アルカナ:21. 世界
世界には「完成」「一致」「最高潮」「達成」「充足」「確実な成功」「実現」「大団円」「移動や旅行」「到達」「完璧」という意味があります。
万物が調和した完全無欠の「世界」を示しています。タロットにおける世界とは現実世界という寄りは、万物が調和し完璧に構成された完全なる世界を表しています。
一つもかけたところのない完成された世界は、宇宙から換気を持って受け入れられ決着を見ます。カードの意味合いは、なんの障害もなく最良の状態で成し遂げられる成功であり、それは事故を貫くことによってもたらされます。
ただ一度も完成したものは次に無へと還り、またはじめから作り上げなければなりません。そうして「世界」は繰り返され、循環していくのです。
【正位置】
●今までの努力が実を結び、一つの区切りを迎える
●周囲の評価が高まり、標準に達したことへの祝福を得る
●仕事や恋、人間関係など、自分の重要事項のハッピーエンド
満足を得られるところまで到達する兆しがあります。状況はとても順調に展開しています。今まで頑張ったかいがあるというものです。
満足得られるところまで来ることができました。周囲からの評価も上々です。もちろんさらなるステップを目指すことも可能です。
目標も設定することもそれが達成されたかを判断することも自分自身なのですから。ハッピーエンドの終末は、決して不可能ではありません。
【逆位置】
●スランプに陥って苛立ちを隠せない
●変化を恐れ現状から抜け出せず、結果を得られない
●身近な人との価値観や人生観の相違によるすれ違い
スランプに苛立つより、抜け出るのを待つようにしましょう。物事には波があり、誰にだってスランプは訪れるものです。そこで苛立ち、神経を消耗するのは得策ではありません。
変化を恐れるより、思い切って自分から変化を起こしてみてみるのも一案です。
自分の価値観を押し付けるのも、無理に人の価値観を受け入れるものも容易ではありません。成り行きを見守りましょう。
ポイント
とくに恋愛や仕事面がうまくいかない場合は、下手にもがく状況を静観しどこで行動を起こすかタイミングを見計らってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回でタロットカードの大アルカナの紹介が終わりました。22枚の絵柄からそれぞれカードが意味しているものを読み取ってしっかりと自分の開運へと繋げていきましょう。
きっとタロットがあなたの悩みを解決してくれるはずですよ!