みなさん、こんにちは。今回は様々なテーマを占う21スプレッドについて紹介していこうと思います。
しっかりと占い方を学んで、自分の悩みにあった占いを行っていきましょう。
前回の記事⇓
【タロットカード】カードで実際に占ってみる3【中級編】
21スプレッド
今までの占い方は一つのテーマについて一つのスプレッドで見ていく方法でしたが、今回の21スプレッドは様々なテーマを見ていくことができるスプレッドになります。
場に並べるカードの数は増えますが、そのぶん応用範囲も広がり、より興味深くタロットカードの導きを実感できると思います。
占い方
21スプレッドに必要なものは「タロットカード全78枚(大アルカナ全22枚)(小アルカナ全56枚)」「名刺大の無地の白い紙6枚」「筆記用具」になります。
白い紙は画用紙やコピー用紙を名刺大に切ったものでも構いません。ただし、文字を書いたときに裏から透けないものにしましょう。
筆記用具は自分の愛用している筆記用具や自分が書きやすいものを用意しましょう。
①まずは、前準備をします。用意した6枚の紙に、今気になっていることや知りたいこと悩みなどを書き込んで行きます。
▶書き方例と注意点
たとえば「人間関係は改善される?」「出会いは訪れる」「収入はアップする?」「今は転居に向くタイミング」「試験に合格する?」「計画はうまくいく?」など質問形式にすると書きやすいでしょう。
このようにそれぞれ関係性がなくバラバラの質問でも構いません。一つのテーマに絞って様々な方面から質問してもいいでしょう。
例えば、結婚というテーマに決めて「彼の家族に歓迎される?」「結婚式は自分の思うような形にできる?」「結婚したら彼は良い夫になる?」「そもそも彼との相性はいい?」「結婚生活になにか障害はない?」「結婚しても仕事は続けたいけどどう?」といった感じです。
質問はできるだけ丁寧に、思いを込めながら書きましょう。縦書きでも横書きでもどちらでも構いませんが、6枚とも同じ書き方になるようにしてください。
②質問などを書き終えたら、6枚の紙をひとまとめにして裏返しにし場の利き手側の隅の方に置いておきます。
紙を重ねる順番に決まりはないので好きなように重ねましょう。
③場の上に敷きものを敷き、重ねた6枚の紙を敷物の中央へと移します。
質問を欠いた紙を置いて、その前でタロットカードをシャッフルします。
④場の上でタロットカードをシャッフルします。このときは何も考えずに無心になることを心がけましょう。
⑤自分で十分と感じるまで、シャッフルしたらタロットカードをひとまとめにして片手に持ち、もう一方の手で6枚の紙を取り紙のあったところにタロットカードを置きます。
タロットカードと質問を書いた紙の位置を入れ替えて、紙が手前になるように置きましょう。
⑥6枚の紙を裏返ししたままの状態で、場の左端と右端に、3枚づつ3列に置いていきます。
置く順番や向きは気にせず、自分が置きたい思った場所に紙を置いて構いません。
⑦一度大きく深呼吸をして、タロットカードを手に取り無心でカードを切ります。
⑧自分で十分と感じるまでタロットカードを切ったら、一番上のカードから順番に3枚ずつ紙の横に並べていきます。
どの列から始めても、どの列に行っても構いませんが、横に並ぶ3枚のカードは1セットして1、2、3の順番に一気に並べることと、右側のエリアは右から、左側から左から置くというルールは守りましょう。
▶カードの並べ方
❶手にとったタロットカードを上から順に、好きな紙の横に1、2、3と3枚ずつ並べていきます。ここでは紙と横に並んだ3枚のカードを合わせて「列」と呼びます。
3枚のカードを置くときは、紙のすぐの横から1、2、3と並べるので左端に置いた紙の列は左から、右端に置いた紙の列は右から並べることになります。
❷さらにどんどんカードを置いていきます。3枚のカードはどの列から並べても、次にどの列に行っても構いませんが、同じ列の3枚はひとセットと考えて、1、2、3の順番に一気に並べてください。
並べ終わると、全部で18枚のカードが3枚ずつ、左側に3列、右側に3列と、合計6列並ぶことになります。
❸最後に、中央に1番~3番のカードをイラストの順番に並べます。これで21スプレッドの出来上がりです。
⑨もう一度深呼吸して、質問などを欠いた6枚の紙を開いて行きます。開くのはどの場所でも構いません。
直感的に好きなところや気になる場所から開いていいきましょう。
⑩6枚の紙を開き終わったら、3枚セットで並べたタロットカードを列ごとに開いていきます。
並べたときと同じようにどの列から開いても構いませんが、横に並んだ3枚は紙に近い方から1、2、3の順番に開いていきましょう。
中央の1番~3番はのカードは伏せたままにしておきましょう。
こんなときは、こうしましょう
2.質問が6個以上ある場合は、その中でも知りたいと思う6個に絞ります。また逆に、いくら考えても質問が6個に満たない場合はこのスプレッドは適しません。ほかの占い方法を選ぶようにしましょう。
3.6枚の紙やタロットカードを開くときには、並べた列が乱れたり、カードが重なったり、カードの向きが変わったりしないように、丁寧に行います。並べるときも、キレイに並べるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?開くカードがほかの占い方法と多いですが、複数の悩みに適した占い方法になります。
手順もほかと多くなりますが、解決に近づけてください。
次回は21スプレッドのリーディングの仕方を紹介していこうと思います。しっかりと理解して、悩みを解決していきましょう。