みなさん、こんにちは。今回はタロットカードをリーディングする上でのポイントについて書いていこうと思います。
しっかりとカードからのアドバイスやメッセージを受け取るためにもインスピレーションを働かせて読み取れるようになりましょう!
前回の記事⇓
【タロットカード】カードで実際に占ってみよう5【中級編】
リーディングのポイント➀⇓
【タロットカード】リーディングのポイント
タロットカードに質問するときのルール
タロット占いにはちょっとしたルールがあります。
これまでにも必要な箇所でいくつか説明してきましたが、一通り占い方法を身に着けたところでさらなるリーディング能力を身につけるためにも、タロット占いの心得を見直していきましょう。
同じ質問を繰り返すのはタブー
タロット占いには「絶対にこうしてはダメ」というルールはありませんが、一つだけリーディング力を身につけるためにも必ず守ってほしいことがあります。
それは「短期間の間に同じ質問を何度も繰り返さない」ということです。
タロットカードに質問をしても期待はずれの答えが出てくると、ついやり直したくなってしまいますがそれでは意味がありません。
タロット占いは場を整え、心の準備をして、精神を集中させて行うもので同じことを何度も続けて占うことには適しません。
メッセージを示してくれたカードに対して「こんなはずじゃない」という反発心を抱いた時点で、占いは成立しないともいえます。同じ質問を繰り返し占った結果、自分が気に入る答えが現れたとしても、それはカードからのメッセージではなく自分の邪念がカードに影響して出てきた答えでしょう。
それでは単なる自己満足でしかありません。
占い方法には個人差があるので、どのような方法で占っても構いませんが占った結果最初に現れたカードが「質問に対する答え」と考えることです。
そこにネガティブな意味合いのカードが現れたからといってやり直すのではなく、そのような時間をカードが示す意味合いを深く読み取る練習に使ってリーディング力を養いましょう。
現れたカードからのメッセージが否定的なものであれば、それはどういう意味なのかカードは何を伝えたいのかを自分の状況に照らし合わせてどう行動するのが最良なのかを知る手がかりにするのがタロット占いの本来の目的です。
一見カードが自分に何かを指示しているように感じるかもしれませんが「どうするか」の選択はあなた自身がすることなのです。
ただし、同じ内容の質問は二度としては行けないというわけではありません。
短期間に繰り返すのはタブーですが、一週間以上の時間を開けて行えばいいでしょう。
質問の内容は的を絞って明確に
充実したリーディングを行うためには、その前段階にもポイントがあります。
それはカードに対する「質問」の仕方です。カードが答えを導きやすいように明確な質問を心がけることが大切です。
明確な質問とは、質問者の真意が伝わりやすい質問のことです。
たとえば、現在恋人も好きな人もいない人が「私に出会いがありますか?」と質問をしたとき、一見イエス・ノーで答えれるシンプルな質問にも思えますがこれは漠然としすぎていてカードは答えtのきっかけを掴めません。
このような場合「○月○日に研修があるけど、そこで恋に発展する人との出会いは期待できますか」という質問の仕方を心がけましょう。
自分のタロットカードを心から信頼する
タロットカードは、オラクルやスプレッドを使いこなすことでその魅力を発揮し、あなたの強い味方になってくれるものです。
でもカードが大切なことをあなたに伝えようとしていても、それに気づかないこともあります。
リーディングの最良の上達法は、タロットカードを心から信頼することです。縁があって自分のところにやってきたタロットデッキなのですから「大切なことはちゃんと私のところに伝わるはず」と信じて、カードが伝えようとしているメッセージを前向きに読み解くことが大切です。
答えが思い通り出なかったり、漠然としていて理解できないときも焦ったりガッカリしたりせずに、自分の味方であるカードに意識を集中して「このカードはどういうことを私に伝えたいのだろう」とじっくり考えるようにします。
それでもスッキリしないときは安易に「きっとこんなアドバイスだ」と自分勝手に決めつけるのではなく、その日一日のことを心にとどめて過ごすようにしましょう。
そうすれば「あ、このことを言っていたんだ」とタイミングよくメッセージに気付き不運を遠ざけ、幸運を引き寄せるきっかけになるかもしれません。
ニューメラルカードとその重要性
タロットカードの中ではあまりありがたられないニューメラルカード(数札)ですが、その数はタロットカード全78枚のうち半分以上を示します。
そこにはどんな意味があるのか、ニューメラルカードの存在価値を探っていきましょう。
ニューメラルカードの役割
タロットカードのそれぞれのカードには、独自の世界観は意味合いが込められています。
一枚一枚じっくり見ていくと時間が立つほど忘れてしまうほどですが、絵柄が神秘的でそれぞれにテーマを持つ大アルカナのコートカードに比べて、数札であるニューメラルカードに少し物足りなさを感じる人も多いようです。
「スプレッドにニューメラルカードが出るとリーディングに力が入らない」「大切なところでニューメラルカードが現れるとガッカリする」という方もいます。
またニューメラルカードには明確に数が示されているため、つい数字に引っ張られて単純なリーディングになりがちなのもニューメラルカードには読み取るべき意味合いがないとう印象を受ける原因かもしれません。
確かに占いにより大きく影響を与えるのは、おもに大アルカナやコートカードであると言われます。
しかし絵柄で表現されたこれらのカードはその時の状況や気分によってそこから受け取るイメージや意味合いが違ってくるものです。それに対してスートと数字で現れされるニューメラルカードは逆に状況や感情に影響されにくいカードといえるでしょう。
つまり何かの原因でぶれたり惑わされたりするリーディングの乱れを修正するという役割を担っています。
占いでニューメラルカードが現れたら、自分にはいま冷静なリーディングと判断が求められているのだと理解すると良いでしょう。
ニューメラルカードがどの位置にどんなタイミングで現れたかを見極めてそこからリーディングを発展させる、いわば目印のようなカードであると考えることで、リーディングの幅がうんと広がるはずです。
数字は出来事と結びついて記憶しやすい
ニューメラルカードで示される数字は、単純に数や順番だけを告げているだけではありません。
例えば7のカードが現れた場合、それは7番目、7つ、7人といったことを示しているかもしれないし、その数に秘められた事柄を知らないと理解できないメッセージを伝えようとしているのかもしれません。
それぞれの数にどのような意味合いがあるかをしっかりと理解する必要があります。
またこれは、ニューメラルカードに限ったことではありませんが、あなたの前に現れたカードはあなたにしかわからないメッセージを携えていることがあります。
例えば「なにか重要なことが起こるときには必ず8のカードが出る」と言うなら8という数字は自分にとって大切なことを知らせるメッセンジャーになりますし、「2という数字が現れると嬉しいことがある」というなら、2という数字は自分にとってラッキーナンバーという可能性があります。
このようにニューメラルカードはスートと数字でシンプルに表現されているこそ、今の現状や自分に起こったこと、その時の印象など結びつきやすくまた記憶に残るという利点もあります。
このことがきっかけとなってタロットカードへの信頼感がまして占うことが日常となり、あなたとカードの間には強い絆と交流が生まれるでしょう。
そうなればどのカードが重要で、どのカードなら軽んじてもいいなどと考えはなくなります。
いつ自分にとって必要なメッセージを運んでくれるかわからないですから、一枚一枚が大切な存在となるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?タロットで占いをするときに必要になってくるリーディングのポイントをしっかりと掴んでいきましょう。
自分にあった占い方法を見つけて行くことが大切です。次回は実践でも使えるリーディングについて紹介していこうと思います。