タロットカード

【タロットカード】四大元素とコンビネーション・リーディング その2

タロット占い、リーディング

 みなさん、こんにちは。今回は前回に引き続き、四大元素とコンビネーション・リーディングについて紹介していこうと思います。

 カードからのメッセージをしっかりと読み取れるように、リーディング力とカードとの相性を深めていきましょう。

前回の記事⇓

【タロットカード】四大元素とコンビネーション・リーディング その1

水のエレメンの特徴とカード

タロット占い、リーディング

 四大元素の中の「水」のエレメントは、面倒見が良い、親切、感受性が強い、感性が豊か、涙もろい、サービス精神が旺盛、人との絆を大切にする、洞察力が鋭いといった特徴があります。

 豊かな水の流れをイメージするとわかりやすいでしょう。

 水のエレメントに属するカード群には、これらの要素がそなわっているため水のエレメントのカード同時が隣り合った場合、そのカードの特徴的な面(ポジティブ、ネガティブに関わらず)が増強されます。

 プラス面が増強されれば、これまでに築いた人間関係が助けとなってあなたの感性の豊かさに共感する援助者が現れたり、考え方を変えることによって課題への解決が見いだされてくるでしょう。

 ただし、マイナス面が増強されると、ヒステリックになって問題をややこしくしたり、思い込みから失敗するとこになりかねません。

 客観的に状況を把握し、冷静な判断をすることが求められます。

水のエレメントに属するカード

▷大アルカナ・・・II女皇帝、VII戦車、XII吊るされた男、XIII死神、XVIII月

▷小アルカナ・・・カップのスート、コートカードのクイーン

▶水は風に弱く、火と打ち消し合い、地に強い

 水は少しでも風が吹くと水面に波紋ができ、静けさをかき乱されてしまいます。

 それが大風になると、水はひとたまりもありません。あっという間に吹き飛ばされてしまい、飛び散ってしまいます。風はそれだけ水に対して大きな影響力を持っているのです。

 ほんの小さな空気の動き(風)でも波紋を起こす水は、風に対して弱い立場であることが示されます。

 水のエレメントのカードの隣に、風のエレメントのカードが現れたら良くも悪くも何らかの変化が持たされることを告げているでしょう。仮にネガティブな水のカードの隣にポジティブな風のカードが現れれば、大なり小なりプラスの変化によって状況が好転することが考えられます。

 さらにポジティブなカードが大アルカナであれば、どんな危機的状況でも一発逆転のチャンス到来があるかもしれません。

 それだけに水のカードの隣に現れた風のカードには、大いに注目する必要があるのです。

 当然、風のカードがネガティブな意味合いのカードだった場合も、水のカードに及ぼすその影響力は大きいと覚えておかなくてはなりません。

 水のエレメントのカードはほかに、地のエレメントカードには強く、火のエレメントのカードとは打ち消し合う関係にあることも理解しておきましょう。

 このように特別なリーディング法を身に着けなくてもそれぞれのカードが属するエレメントの特性とほかのエレメントの関係性が分かれば、もっと自由に幅広く、奥深くリーディングを行うことができるようになります。

 

総合的な判断ができる力を身に付けて

タロット占い、リーディング

 「火」「地」「風」「水」の四大元素に分けれられたタロットカードの関係性は身についたとしても、タロット占いのリーディングはいくつかの要素について考慮しなければなりません。

カードが持つ意味合い(意味、正・逆、ポジティブ、ネガティブ)

カードの種類(大アルカナ>小アルカナ[コートカード>ニューメラルカード])

カードが現れた位置

隣り合うカード(「火」「地」「風」「水」の特性と関係性)

テーマ(質問の内容)と状況

 タロット占いのリーディングにはこれらの要素をいろいろな角度から見つめ、判断に役立てることが求められます。

 ですが、最初からすべてを意識してリーディングを行うことは不可能です。

 まずはカードが持つ意味合いや自分のインスピレーションを大切にしたりリーディングができるようになったら、次にカードの種類、その次に位置や四大元素の関係性とができるようになったら、次にカードの種類、その次に位置や四大元素の関係性というように少しずつ要素を増やして、自然な状態で総合的な判断ができるようになりましょう。

経験を積んでリーディング力を高める

タロット占い、リーディング

 カードを4つのエレメントに分類してリーディングを行う場合、初心者が扱いに悩んでしまうのが小アルカナの「コートカード」です。

 コートカードは所属するスートに加え、ペイジ・ナイト・クイーン・キングといった人物もそれぞれ4大元素に分類されるので、エレメントとしては二重に意味合いを持つことになり、影響環境も入り組んできます。

 このような場合は、例えばワンドのナイト(ワンド=火、ナイト=風)の隣に風のカードが現れたら、火のカードとして大きく影響される面と、風のカード同士お互いの意味合いが増強される面の両方があると解釈できます。

 コードの持つ特性として分けて考えるとわかりやすくなります。

 コンビネーションリーディングはタロット占いの実践を繰り返し、経験を積み重ねることで上達します。

 いずれ初心者の頃は難しく手が出ないと思っていた多くのカードを用いるスプレッドも面白いように読み解くことができるようになります。

 どんな複雑なスプレッドも基本は一枚一枚の意味合いを考え、さらに隣り合ったカードとの関係性を見ていくことがポイントだからです。

 特に八芒星スプレッドでは「影響カード」が鍵を握っているため、このコンビネーションリーディングがとても役に立ちより充実したリーディングが行えるようになるでしょう。

 その他のオラクルやスプレッドでも大いにコンビネーションリーディングを実践し、より深くメッセージを受け取れるようになりましょう。

タロット占いの種類⇓

【タロットカード】カードで実際に占ってみる3【中級編】

まとめ

 いかがでしたでしょうか?タロット占いのリーディングにとても役に立つリーディング法になります。

 しっかり四大元素とタロットの関係性を理解して、充実したタロット占いを目指しましょう!

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