ザ・マジックという本の概要と実践のポイントをまとめました。ザ・マジックは、『ザ・シークレット』や『ザ・パワー』と同じく、ロンダ・バーンさんが書いた本です。ひとことで言うと感謝の力について書かれています。
ザ・マジックは感謝のワークをまとめた本
ザ・マジックは引き寄せの法則を実践するのにとても重要な、「感謝のワーク」について超具体的にまとめた本です。
- 感謝のワーク
- 感謝する対象
- ワークをする際の注意点
順番に見ていきましょう。
1、ザ・マジックは感謝のワーク
ザ・シークレットやザ・パワーには、引き寄せの法則とは何か、また、引き寄せの法則を実践するためには何が大事かが書かれていました。
それらのことを踏まえて、ザ・マジックでは具体的なワークを解説しています。
持っている者は与えられて豊かになる
おおよそ持っている者は与えられて豊かになるが、持っていない者は持って
いるものまで取り上げられるだろう
これは確か聖書に書かれている内容です。
何を持っているか、持っていないかが重要なのでしょうか?
違いを生むのが『感謝』 です。
類は友を呼ぶ
もうひとつ重要な考え方として、類は友を呼ぶという考え方が挙げられています。
自分が出す波動と同じものを引き寄せるという宇宙の法則です。
2、ザ・マジックで感謝する対象
ザ・マジックでは感謝する対象がはっきりと挙げられています。
今持っているものと過去に持っていたもの
まず、今持っているものと過去に持っていたもの、これらについて感謝していきます。全部で12個のワークがあります
願いや夢について
次に、願いや夢について、感謝します。10個のワークがあります。
肉体細胞すべてと意識(マインド)について
肉体細胞すべてと意識(マインド)についてのワークが6個あります。
本当に具体的で、それぞれ準備物や順番が決められています。
ザ・マジックに書かれている実践の注意点
ザ・マジック実践の注意点としては3点あります。
リストを作成
まずザ・マジックのワークを始める前に、自分の夢は何かというリストを作成することが大切です。ゴールがしっかり決まっていないとどこに行けばいいのかわかりません。
せっかく感謝のワークをやっても、自分がどこに向かえばいいのか分からなくなります。
1日サボると3日戻ってやり直し
ワークをたった1日でもサボると3日前にさかのぼってやり直さないといけません。
これがザ・マジック実践のハードルを上げています。
毎日取り組むワークは決まっていて、日に日に増えていきます。
準備物が必要な場合もあります。
本を読んですぐに実行できるワークのみではありません。
特定の事柄について感謝する
全て完了したら特定の事柄について実践します。ザ・マジックの感謝のワークは全部で28日間あります。すべて終了したら、今度は自分が変えたいと思っている特定の事柄について再度実践して良いのです。
ザ・マジックの効果とデメリット
では次に、私なりにザ・マジックがおすすめなのかどうかと実践のポイントについてまとめました。
まずザ・マジックという本は買って良かった本だと思っています。
ザ・マジックの効果
ザ・マジックの効果としては、以下の3点があります。
- 引き寄せの法則のやり方が具体的にわかる
- 手法を探す必要無し
- 現状を変えた人がたくさんいる
引き寄せの法則の具体的なやり方
ひとつめは、引き寄せの法則の具体的なやり方がわかる点です。
感謝が大事と良く言いますが、どうやって感謝すれば良いのか、また何に感謝すればいいのか分からないという方も多いでしょう。
ザ・マジックの本のとおりに進めていくだけで、全ジャンルに網羅的に感謝できます。
感謝のワークもワンパターンではなく、バリエーション豊かで飽きないと思います。
私も毎日感謝日記を書いていますが、どうしても似たような分野にばかり偏りがちです。
自分では気づいていないけど本当はとても感謝すべき事柄もあるはずです。
手法を探す必要無し
ふたつめは、手法を自分で考える必要がない点です。
引き寄せの法則を実践するために、潜在意識ちゃんねるや youtube、twitterなどをずっとリサーチしている方も多いでしょう。
でも、リサーチしてる間は現状は何も変わらないですね。自分で何かやらないことには変化は起きません。
手法を探している間にさっさとザ・マジックでも買ってワークを始める方が変化が早いという気がします。
現状を変えた人が多数いる
実際に現状を変えた人がたくさんいます。
- 収入がアップした
- 転職成功
- パートナーができた
などです。
どんな結果が出たかは amazon のレビューでも書かれていますし、ザ・マジックの公式サイトでも書かれているはずです。
ザ・マジックのデメリット
次にザ・マジックのデメリットは以下の3点になります。
- 実践が面倒
- 継続するのはさらに困難
- 実践すること自体ハードルが高いワークがある
ザ・マジックの実践が困難とは?
ザ・マジックの実践が困難なのは、時間と日数がかかるからです。つい忘れてしまうという面倒さがあります。
例えば毎朝毎晩、実践しないといけない、そのためにある程度まとまった時間を取らないといけません。
朝は特に時間がない方が多いですよね。
ザ・マジックの継続はさらに困難
ザ・マジックのワークをするために、毎日朝早く起きないといけません。1日でも怠ると3日前にさかのぼって実践しないといけないのです。継続するのがさらに難しい点です。
実践自体が難しいワーク
次に実際すること自体ハードルが高いワークがあります。
例えば、「感謝する相手の写真を用意しましょう」というワークがあります。
簡単に手に入ればいいのですが、昔お世話になった学生時代の恩師や先輩など、写真が手に入らない方もいます。
こんな時に適当にやり過ごせる性格の方なら良いですが、完璧主義の方は嫌になってしまったり、つまずくことがあります。
他には小石や魔法の小切手と言われるものも準備しないといけません。
魔法の小切手とは?
魔法の小切手とは、ザ・マジックを実践中に出てくるワークのひとつで、小切手に好きな金額を書いて引き寄せようというものです。
小切手は以下からダウンロードできます。小切手は日本人にはなじみが薄いので、効果があるかどうかはわかりませんが…。
また嫌な出来事に向きあう必要があります。問題が多い、破綻した人間関係にです。
向きあうことで嫌な気分になってしまう、気分が落ちこむ可能性があります。どうしても向き合うのが嫌でワークができなかったというケースもあるでしょう。
ザ・マジックの実践のポイント
ザ・マジックの実践のポイントです。
感情が重要
まず1つめ、感情が重要です。
ザ・マジックは感謝のワークなので、とくかく感謝さえすればいいと捉えてしまう方もいるかもしれません。
でも、ザ・マジックのワークの順番通りではあるけど感情はあまりこめずに適当にやるよりも、あいだが抜けたとしても深い感情が出てくるほうが効果的だと思ってます。
深い感情、感謝は本当に大きな力があります。1度心の底から深い感謝をするだけでガラッと物事が変わることがあります。私自身、経験しています。
感謝の筋トレ
2つめが感謝の筋トレと捉えて実践することです。
感謝のワークをすることで、今までと同じものを見たり聞いたりしても、全く捉え方が変わるメリットがあります。
でもこれは、やってすぐにできるものではなく、自分の中に落とし込むというか、習慣のようになるまで続けないといけません。だから筋トレと同じなのです。
好転反応が起こるかも
3つめに悪いことが起こる可能性があります。引き寄せの法則を調べていると好転反応も一緒に調べている方が多いです。
これは自分に悪いことが起こってしまったということもありますし、これから悪いことが起こるのではないかと気になって調べている方もいます。
先ほど、深い感謝が大きく現実を変えたことがあったと書きました。この時、一見すると悪いことが本当に起きました。
でも実はそれがいい方向、自分が望んでいることにつながっていました。
このように、ザ・マジックの実践でも悪いことが起こってしまう可能性があるのは、知っておくほうが良いです。
自分以外の人にザ・マジックをしてあげられる
4つめが、自分以外の人に対して行ってあげることができる点です。引き寄せの法則は自分が出した波動や感情、思考と同じものが引き寄せられる、他人には何もできないっていうのが常識となっています。
でも、自分は幸せを感じているけど、身内など大切な人が幸せでなさそうと感じるなら、何とかしてあげたいと思いますよね。
そういう相手に対しても影響を与えることができます。
一部分だけのワークも可能
5つめが一部分のワークも可能な点です。ザ・マジックを実践していくと
28日間ですべての分野を通してワークできます。
でも自分の中でどうしてもお金が気になる、恋愛について一刻も早く解決したい時もありますね。その場合、必要な部分だけを取り出して実践できます。
ただし、一部分だけする場合は、願いが叶うまで長い日数がかかってしまうということを覚えておかないといけません。最初から順番に28日間行うワークのほうが、全般的に効果を実感するスピードが早いのです。
ザ・マジックは引き寄せの法則を日常に取り込みたい方におすすめ
ザ・マジックは、引き寄せの法則があることは知っているけれどもなかなか実践できない、日常生活の中でつい忘れてしまうっていう方におすすめです。
ザ・マジックを購入して前から順番にやっていくことで、自然に感謝できる体質になります。
気になっている方はぜひ実践してみてください。