みなさん、こんにちは。今回も前回に引き続き小アルカナについて紹介していこうと思います。
小アルカナに描かれている絵柄からもしっかりとメッセージを受けっとって自分の開運の糧にしていきましょう。
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【タロットカード】小アルカナについて詳しくなろう
小アルカナ:ワンドの4
ワンドの4には「ゆったりと暖かい雰囲気で、休息を楽しむゆとりがある」ということを示しています。
【正位置】
●正位置には「調和」「豊かな実り」「休息」「祝福」「恋愛」「出会い」という意味があります。
ワンドの4のカードには安定や調和、豊かさを表しています。気持ちに余裕ができて寛大な物事を見ることができるようになることを示しています。
日々の生活で、ささやかながらも満ち足りた気分が訪れる兆しです。精神的にはもちろん、物質的にも恵まれそうです。
また、恋愛面での充実も暗示しますがそれは激しく情熱的なものではなく、むしろ穏やかで日向のように暖かな関係のようです。そういう意味では、結婚につながる恋愛の可能性も大です。
【逆位置】
●逆位置には「娯楽」「余暇」「無駄に多いもの」「受け身な姿勢」「浪費」という意味があります。
逆位置になってもそれほど意味が大きく変わらないのがワンドの4になります。逆位置になると、正位置の意味合いが弱くなると考えてもいいでしょう。
ただやはりそこには問題の種が潜んでいたり、物事が停滞するきっかけがありそうなのでそれなりの警戒も必要になってきます。
また、見かけだけは華やかでも中身のない軽薄さへの注意をうながす意味合いもあるので、物事や相手の見かけに騙されないように気をつけましょう。その本質を見極める努力をするようにしてください。
ポイント
とにかく悩んでいるときは、精神的なゆとりがなくなるものです。意識してゆとりを保つことで状況が好転していくことを忘れないようにしましょう。
小アルカナ:ワンドの5
ワンドの5には「試練のきざしがあるが自らの手で戦うことで力を得られる」ということを示しています。
【正位置】
●正位置には「闘争」「対立」「喧嘩」「試練」「不和」「訴訟」「内面の葛藤」という意味があります。
自己主張が強すぎたり、各々が自分勝手な主張を繰り広げることで起こる闘争や対立を表します。
後先を考えずに力任せに向かっていくことで、危機にさらされる可能性もあるかもしれません。チームワークが乱れ、万全な態勢で事にあたることができなくなる場合もあるでしょう。
いずれにしろ、個人の損得よりもまず先に考えるべきことがありそうです。有意義な結果が得られる道を選びたいものです。
【逆位置】
●逆位置には「内紛」「制御不能な状態」「妥協案の提示」「無益な競争心」という意味があります。
逆位置になっても、争いや競争心の意味合いを持つのがワンドの5になります。しかも、それが無益な戦いだったり、納得のいかない結果を生むものだったので、注意が必要です。
基本的に戦いからは何も生まれない、得るものはないというのがこのカードの告げるところですから、何かと戦いを回避したり、妥協案を模索する道を考えることが大切です。
また闘争エネルギーの低下も示し、状況によっては戦いの収束も意味があるでしょう。
ポイント
自分なりに後悔しない道を選びたいところですよね。とくに仕事関係に関することなら、ここでの頑張りが必要になってきます。
小アルカナ:ワンドの6
ワンドの6には「遅からず、どこからか朗報がもたらされる兆しがある」ことを示しています。
【正位置】
●正位置には「躍進」「統合」「楽観的」「周囲からの賞賛」「創造的前進」「報酬」という意味があります。
物事が思う方向に前進していることを示しています。そこに手応えを感じることもできるでしょう。良い知らせが舞い込んだり、周囲からの賞賛の声も聞かれそうです。
しかし、だからといってゴールというわけではありません。まだまだ成功への途上にあることを忘れないようにしましょう。
自己満足で終わったり、周囲に持ち上げられていい気分になっているのはよくありません。物事が順調に運んでいる今こそ、さらなる躍進をめざして前進することが大切です。
【逆位置】
●逆位置には「裏切り」「疑惑」「劣勢」「うぬぼれ」「見栄っ張り」「延期」「油断」という意味があります。
ワンドの6の逆位置には、立場が劣勢になってきたり周囲に裏切り者が現れるなど、危機的状況への警告を表します。せっかくの計画が中断されたり、無期延期になってしまったりする可能性も考えられるでしょう。
また自らのうぬぼれや虚栄心によって引き起こされるトラブルにも気をつける必要があります。
とこまで前進するか、どこで引き返すか、再チャレンジを考えたほうがいいかなど、しっかりとタイミングを見極めて行動することがポイントです。
ポイント
ですから、どちらの向きでどの位置で現れたかをしっかりとチェックしましょう。とくに未来や結果の位置に現れたら、今後の行動はしっかりと考えるようにしましょう。
小アルカナ:ワンドの7
ワンドの7は「あまり余裕はないが、なにかと自分の立場を守り切ることができる」ということを示しています。
【正位置】
●正位置には「孤軍奮闘」「摩擦」「妨害」「直前する困難や苦労」という意味があります。
必死になって頑張れば何かと目標達成は可能性だろう、自分が思った方向にすすめるだろう、ということを示しています。決して楽観はできないけれど、頑張ってみる価値はあるということです。
ただ、ゴールまでの道程は一筋縄ではいかない兆しなので、四苦八苦しながらの奮闘になりそうです。
それでも困難に屈しない姿勢は、必ず姿勢の行く結果につながるでしょう。その困難を自ら引き受ける勇気と覚悟があるかどうかはあなた次第になります。
【逆位置】
●逆位置には「撤退」「撤収」「骨折り損」「困難」「力不足」「信念が揺らぐ」という意味があります。
自分は必死になって頑張っているのに、その努力が空回りだったり、無駄に終わってしまう可能性を表しています。そのため、当初の志や信念がゆらいでしまう場合もあるでしょう。
自分の立場や目標を守り切ることができるかどうかどれはすべてあなたの判断と行動にかかっています。無駄にエネルギーを消耗することなく、効率的に働くことも必要です。
そのためには一度じっくりと腰を据えて考える頭脳プレイが大切なことも忘れないようにしましょう。
ポイント
正・逆どちらで現れたとしても、歯科kリト自分の意志を確認し、自分はどうしたいかを考えるようにしましょう。また、自分の気持ちに嘘をつかないことも大切になってきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
小アルカナにも正位置と逆位置で表してくる意味合いが違ってくるので、しっかりとインスピレーションを働かせて読み取れるように頑張っていきましょう。