タロットカード

【タロットカード】カードで実際に占ってみる1【中級編】

タロット、占い

 みなさん、こんにちは。今回は前回紹介したスプレッドについて1つ1つ詳しく紹介していこうと思います。

 大アルカナと小アルカナを使ったタロット占いで、しっかりとカードからメッセージを受け取れるように練習を繰り返していきましょう。

前回の記事⇓

【タロットカード】オリジナルスプレッドに挑戦【中級編】

ムーンフェイス・スプレッド

タロット、占い

 「この仕事を続けていいの?➡やっぱり頑張ろう」「そろそろ彼と将来を考えたい➡ほんとに彼でいいの」と人の心とはその時々で揺れ動くものでうす。

 自分の本当の気持ちを見失ってしまいそうなとき自分の本音や進むべき道への糸口を示してくれるかが、この占い方になります。

占い方法1:セレクトムーン

 ムーンフェイス・スプレッドにもいろいろな方法があります。

 用意するもの「大アルカナ全22枚」と「小アルカナ全56枚のうちコートカート16枚」と「コップ(グラス)に水を8分目ほど入れたもの」が必要になってきます。

①場に敷きものを敷いて、その中央より少し置くに水を8分目くらい入れたコップを置きます。

②場上でゆっくりと38枚のタロットカードをシャッフルします。このときコップを倒さないように気をつけてください。

 今時分の気持ちや迷っていることも含めて、率直にタロットカードに聞いてもらうようなつもりでシャッフルしていきます。

③自分で十分と感じるまでシャッフルをしたら、タロットカードをまとめて重ねて水を入れたコップの手前に縦向きで置きます。

④背筋を伸ばして、コップの中の水にゆっくりと静かに息を吹きかけます。

 吹きかけたときに揺れた水が収まるのを待って、水が静まったらタロットカードを手に取ります。

⑤自分の気持がはっきりしない状態をどう思うかを考えながらカードを切りましょう。

⑥切ったカードの上から順に5枚を三日月の形に置きます。※1

⑦5枚のカードを並べ終えたら、残りのカードはスプレッドの邪魔にならないように、利き手側の奥の敷物の上にまとめて置いておきましょう。

※1【三日月(セレクトムーン)の形】

タロット、占い

こんなときは、こうしよう!

1.コップは透明のグラス製の物を用意しましょう。できれば、自分が日頃からよく使っているものが望ましいでしょう。中に満たす水は自分の家の水道水を使います。

 このグラスの中の水は自分の揺れ動く気持ちを表し、場に置くことであなたの気持ちをよりカードに反映させます。

2.カードを並べ終えたら、リーディングヘと進みます。そのときカードをめくるときは、正位置と逆位置が変わらないように横にめくるようにしましょう。

セレクトムーンのリーディング

タロット、占い

 

①三日月の形に置かれた5枚のカードのうち、最初に「2番目」のカードをめくります。

 この位置のカードは「今の迷いが生じる前の状態」を示しています。

ポジティブなカードが現れたら

 気持ちに揺れはなく、良好な展開に持っていくだけの意欲も条件も揃っていたはずです、ということを示しています。

 つまり、今は心が揺れ始めているものの、そのスタートは自分にとって特に問題はなかったということです。

ネガティブなカードが現れたら

 自分でも気づいていない頃から迷うの種があったということを表しています。

 現れたカードの意味合いから、どうして悩む展開に気づけなかったのかを思い起こしてみましょう。

②次に「3番目」のカードを開きます。

 この位置のカードは「迷いが生じる事になった原因やきっかけ」を示します。

ポジティブなカードが現れたら

 特にはっきりとした動機があったわけでもないのに、なにかじわじわと不安な気持ちが押し寄せてきた可能性を示します。

 特に先に開いた2番のカードにネガティブなカードが現れていたら、その漠然とした不安がはっきりとした形となって現れたと考えられます。

 また2番目のカードもポジティブな意味合いだった場合、周囲の状況や起こった出来事以上にあなたの心のなかに不安の原因があるという事になります。

 特に具体的な原因がなくても悪い方向に考えがちな人や心配性タイプの人の場合、このようなカードの現れ方をすることが少なくなりません。

ネガティブなカードが現れたら

 はっきりとした問題や邪魔などの障害が訪れたというしるしです。迷いの種があったなら、それを芽吹かせるきっかけとなった出来事がカードの意味合いから提示されそうです。

③次は1番のカードを開きましょう。ここでは「あなたの本音」が隠されています。

 今は迷い、気持ちを見失いそうだとしても本心ではどう思っているのかが示されます。

ポジティブなカードが現れたら

 迷いはあってもなんとかなりそう、この不安や迷いは一時的なもの、と考えている面があるようです。

 自分で思っている以上に、自分に強いところがあるのかもしれません。

ネガティブなカードが現れたら

 今の状況は乗り越えられない、止めたい、仕切り直したいと思っていることを示しています。

 無理はしたくないし、無理をしてもうまくいく自身がないようです。

4番目のカードには「そのように迷っている自分をあなた自身はどう思っているのか」ということを示しています。

ポジティブなカードが現れたら

 まだまだ大丈夫と感じているようです。もちろん迷いや不安があり心配が尽きませんが、この状況をいい経験として受け止めるだけの芯の強さがあります。

ネガティブなカードが現れたら

 迷っている自分を不甲斐なく思っていてますます自信をなくしてしまっているようです。

 不安や迷いがある自分を弱いと感じ、そのことが判断力や行動力をダウンさせる原因にもなっています。

セレクトムーンの最後のカードを開いてみましょう。

 「今の不安や迷いを解決する糸口はどこにあるのか」を示しています。今までに開いたカードを参考にしながら見ていってください。

ポジティブなカード

 状況は自然と良い方向に向かいます。肩の力を抜いて、自分らしくあることを心がけると徐々に霧が晴れるように不安や迷いもなくなっていくでしょう。

ネガティブなカードが現れたら

 解決の糸口は自分自身、つまり心の中にあります。悲観的な考え方をせずに、どんな状況でも光を見出し、前向きな姿勢を大切にすることです。

 現れたカードの意味合いの中でも教訓的な部分に注目してそれを実践に結びつけていくことをで、自ずと状況を好転させて行くことができるでしょう。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 ムーンフェイススプレッドのセレクトムーンについて紹介しました。自分の中の迷いや不安を解消するには持っていこいの占い方法なのでぜひ実践してみてくださいね。

 次回はムーンフェイスの占い方法2個め「フルムーン」について紹介していこうと思います。

 

 

 

 

-タロットカード
-,

© 2024 すぴマキ|占い・開運ブログ Powered by AFFINGER5