タロットカード

【タロットカード】大アルカナと小アルカナの意味一覧

タロット、カードの意味

みなさん、こんにちは。今回は大アルカナと小アルカナの意味をまとめていこうと思います。

カードのメインイメージを把握しておくことで、リーディングにとても役立つはずです。

前回の記事⇓

【タロットカード】四大元素とコンビネーション・リーディング その2

大アルカナのメインイメージ

タロット、カードの意味

0愚者・・・・0からのスタート、無鉄砲、直感力、大胆、自由奔放、可能性、冒険、旅

I魔術師・・・チャンス、才能、発端、創造性、理解力、コミュニケーション力、学問、まやかし

II女教皇・・・普遍的、精神性の高さ、バランス、神聖、純潔、無意識の英知、潔癖、秘められた真実

III女帝・・・生命力、女性性、美しさ、豊穣、繁栄、生産性、母性、結婚、妊娠と出産、浪費、独断、依存

IV皇帝・・・威厳、権力、責任感、支配、リーダー、指導者、鉄壁の守り、勇ましい、勇気、独立心、父性、勢力、安定、社会性、闘争心

V法王・・・秩序、道徳、モラル、誠実さ、教育、しきたり、社会性、許容、寛大さ、慈悲、組織の強固さ

VI恋人・・・ひらめき、ハーモニー、選択、相思相愛、恋人同士、魅力、誘惑、娯楽、SEX、ロマンス、情熱、不安定

VII戦車・・・作戦、勇気ある行動、勝利、服従、克服、征服、強い意志、前進、独りよがり、自己

VIII力・・・熟練、訓練、和解、長い間のチャレンジ、根気、上手に手懐ける、持続力、誠意、活力、愛

IX隠者・・・洞察力、分別、内省的、思慮深さ、研究心、哲学的、絶対的な知識、賢明な導き手、達成感、隠遁生活

X運命の輪・・回転、周期、増加、再生、新しい展開、大きな変化、チャンス到来、成功と富、結果と原因、避けられない実態

XI正義・・・公正、ルール、モラル、裁きと忠告、正しさ、均衡、釣り合い、互角、無駄の排除、合理的

XII吊るされた男・・・忍耐、試練、後退、損失、屈服、妨害、動けない、無力、自己犠牲

XIII死神・・・死と再生、突然の変化、終わりと始まり、破壊と創造、転換、ターニングポイント、移転、転機、交替

XIV節制・・・節度、調整、対立を抑える、中庸、リベラル、統合、控え目、忍耐強さ、ゆっくりとした変化、穏健

XV悪魔・・・誘惑、欲望、強すぎる願望、欲張り、影、恐怖、欺瞞、悪事、暴力、ネガティブ、刺激的なこと

XVI塔・・・危険、事故、障害、破滅、破産、損失、不意の災害、堕落、思い上がり、衝撃

XVII星・・・希望、夢、不安、変動、情緒、イマジネーション、夜、裏と表、ごまかし、偽り、長く続く状況、隠れた敵、未知から来る恐れ

XVX太陽・・・生命、みなぎる力、若さ、達成、獲得、快活、容認、無邪気、子供、結婚、守護、資産、エネルギー、バイタリティ

XX審判・・・裁き、気付き、発見、復活、勝利、解放、救済、覚醒、精神的な目覚め、変容、覆せない結論

XXI世界・・・完成、達成、現実、到達、一致、充足、大団円、完璧、最高潮、確実な成功、移動や旅行

小アルカナのメインイメージ

タロット、カードの意味

小アルカナには大きく分けて4つの種類があるので、それぞれワンド、ペンタクル、ソード、カップの順に見ていきましょう。

ワンド

ワンドのエース・・・なにか新しいことが始まる予感に満ちている

ワンドの2・・・力はあるが、それだけの義務や責任も課せられる

ワンドの3・・・成果は現れつつあるが、まだまだ様々なプロセスが待っている

ワンドの4・・・ゆったりと温かい雰囲気で、休息を楽しむゆとりがある

ワンドの5・・・試練の兆しがあるが、自らの手で戦うことで力を得られる

ワンドの6・・・遅からず、どこからか朗報がもたらされる兆しがある

ワンドの7・・・あまり余裕はないが、なにかと自分の立場を守り切ることができる

ワンドの8・・・思いがけない変化や偶然によって物事が急速に動き出す

ワンドの9・・・結果を急かず、毅然とした態度で現状維持を心がけたいとき

ワンドの10・・・荷が重すぎて、自分の手には余る可能性がある

ワンドのペイジ・・・決してスタートは早くないが、熱意を時速するエネルギーを持っている

ワンドのナイト・・・行動的で血気盛んだが、しばしば落ち着かない面がある

ワンドのクイーン・・・チャーミングで愛情深く、周囲を明るくする華やかさを持っている

ワンドのキング・・・何事にも意欲的、情熱的だが怒りだすと手がつけられなくなる

ペンタクル

ペンタクルのエース・・・確かな手応えを感じられる、新たな成功への道筋が見えてくる

ペンタクルの2・・・絶妙なバランス感覚で臨機応変に物事をこなしていく

ペンタクルの3・・・失敗を恐れず、しっかり着実に実践的なスキルを身に着けていく

ペンタクルの4・・・経済的な基盤を固め、生活水準の向上と維持を目指す

ペンタクルの5・・・周囲の変化により、生活水準が低下する懸念がある

ペンタクルの6・・・求める者と与える者の双方が充足感を得る、相互関係

ペンタクルの7・・・状況を値踏みして、不満な感情が押し寄せてくる

ペンタクルの8・・・じっくりと時間をかけて長い目で物事を見ることの大切さ

ペンタクルの9・・・才能が認められ、ステップアップやチャンスが与えられる

ペンタクルの10・・・努力が実り、目標の達成や完成までこぎつけられる可能性

ペンタクルのペイジ・・・しっくりと時間をかけて有効な手段を模索する、信用性がある

ペンタクルのナイト・・・責任感があり、用意周到かつ迅速に行動することができる

ペンタクルのクイーン・・・地に足の付いた考え方をしながらも、しなやかな柔軟性がある

ペンタクルのキング・・・十分な知恵と力を持ち、ますます反映する可能性を秘めている

ソード

ソードのエース・・・新しいものが生み出されるきざしがあるが、そこには試練も伴うだろう

ソードの2・・・公正な判断をすることで、一時の休息と進むべき道が与えられる

ソードの3・・・どんなに願ってもどうしても避けて通れない悲しい出来事がある

ソードの4・・・回復や復活のために一時的な休息の時間が必要となる

ソードの5・・・争いにより相手をやり込め、優位に立つことばかりを考えている

ソードの6・・・想定外の展開でも成り行きを見守り、流れに実を任せるのが無難

ソードの7・・・出来心から、些細な父性に手を染めてしまう可能性がある

ソードの8・・・一時的に束縛される自体になっても、今はまだ動くべきではない

ソードの9・・・大きな悲しみに襲われ、どうすることもできない絶望的な気持ちになる

ソードの10・・・最悪の状況に見舞われる可能性をはらむが、そこまで終わるわけではない

ソードのペイジ・・・頭が良く駆け引き上手。味方にすれば心強く、敵に回すと手強い存在

ソードのナイト・・・素早い行動で次々と目標を達成していくが、多少マイペースなところも

ソードのクイーン・・・優しさと厳格さ、思慮深さがあり発する言葉は人の心に響く

ソードのキング・・・明晰な思慮と手段を選ばない冷静さで、物事を有利に運べる

カップ

カップのエース・・・素直で澄んだきもちでいれば、願うものが舞い込むだろう

カップの2・・・心が通じ合い、相互の間に深い共感と交流が生まれる

カップの3・・・緊張感はあるが、平和で穏やかな状態を獲得できるきざし

カップの4・・・ごく身近にある、本当に大切なものに気づいていない

カップの5・・・残念な展開が待ち受けていそうだが、全て失ったわけではない

カップの6・・・自らの原点に立ち返ることで、これから進むべき道が見えてくる

カップの7・・・現実を直視せず、見たいものだけを見ようとしている

カップの8・・・現状区切りを付け、次なるステップに踏み出すべき時機の到来

カップの9・・・才能が認められ、ステップアップのチャンスが与えられる

カップの10・・・満たされた条件、環境の中で大切なものを育んでいける充足感

カップのペイジ・・・勤勉でひらめきに満ちているが、空想家で現実離れしている面も

カップのナイト・・・スマートな振る舞いで、自然と周囲を味方に付けてしまう引きの強さがある

カップのクイーン・・・慈悲深く心に豊かな潤いをたたえ、繊細で鋭い美的感覚がある

カップのキング・・・人当たりが良く社交的でおおらかだが、熱しやすく覚めやすい面も

タロットカードの絵柄の背景

タロット、カードの意味

タロットカードは中世から現代に至るまで実に数多くのカードが作り出され、その絵柄も様々です。

なかでも最も広く使われているウエイト版とマルセイユ版のカードの絵柄を一枚一枚見ていくと、面白いことに気が付きます。

それは様々な神話や宗教、哲学が幅広く反映されているということです。

例えば大アルカナの「女帝」と「皇帝」は、ヨーロッパの貴族思想の反映ですし、「戦車」はスフィンクス(エジプト神話)が書かれ、「女教皇」はキリスト教(カトリック)「悪魔」はキリスト教の旧約聖書「審判」は同じくキリスト教でも新約聖書、さらにキリスト教から見ると異端者である「魔術師」「隠者」には原始宗教や土着宗教を思わせる雰囲気があります。

また、西洋占原始宗教の色合いが濃いカード陰陽説のように東洋占術に通じる意味合いのカードなど、あらゆる思想や宗教を受け入れ、採用しているのです。

過去の歴史からすれば相容れない思想や宗教も取り込んでその上で、人間の心理を探求していこうとする奥深さがタロットカードには見て取れます。

一つの思想や宗教に限定することなく、様々な考えを受け入れ反映させていること。まさにそれこそがタロットカードの魅力でありその柔軟性や寛容さに、人間のありのままの姿、ひいてはつねに変わりゆく自然の営みや無限の広がりまでを感じることができるでしょう。

だからこそ、タロットカードは時代を問わず、人々の悩みや思索にメッセージを与え続けることができたのかもしれません。

何人をも否定することなく受け入れてくれるタロットカードを、ぜひ活用して幸せを見つける手がかりにしていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?タロットカードの大アルカナと小アルカナのメインイメージを理解することで、リーディングにとても役立つはずです。

ですが、メインイメージに囚われすぎないように気をつけ自分のインプレッションもしっかりと働かせて、カードからのメッセージをより具体的に読み取れるように練習を繰り返していきましょう。

きっとそうすることで、自分の幸せに一歩近づけるはずです。

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